クラスタリソースの復活 [Cluster]
MSCSのクラスタリソースを誤って消してしまった時の回復方法です。
単純にバックアップから C:ドライブとシステム情報で戻そうと思っても戻りません。
とりあえず↓この辺りを参照してひねりました。
まずは、正常な状態のバックアップが必要です。
WindowsフォルダのあるC:ドライブとクォーラムディスクのあるF:ドライブとレジストリ等がある System State をバックアップします。
障害の一例として、SQL Server のクラスタリソースを
削除しました。SQL Server のクラスタリソースを復活してみます。
復活の概要は以下を予定。
・クラスタハイブの復旧
・クォーラムの復旧
リソースの状態は上記2箇所にあるのでこれを戻します。
両方が合ってないと新しい方を採用するみたいです。
クラスタハイブは C:\Windows\Clster\CLUSDB というファイルです。
ハイブは簡単にいうと、レジストリの実体がファイルになっているもの。
MSCSはレジストリのキーHKLM 直下に Cluster キー を作りますが、これはクラスタハイブを読み込んだものです。
①クラスタハイブの準備
MSCSフォルダ内にある chkxxx.tmp がクラスタハイブのバックアップになってます。
クラスタに変更があると前の状態がバックアップされてます。
正常な頃(最新…要するに一つ前の状態)のファイルをコピーして
C:\Windows\Cluster へコピーします。
②Cluster Service のサービスを無効化します。
Cluster Service はクラスタハイブをロックするので無効化します。
③サーバを再起動します。
サービスを停止しただけではクラスタハイブのロックは解除されないので再起動します。
この時、ノードのサーバを1つにして他をシャットダウンします。
④クラスタハイブを復活させます。
C:\Windows\Cluster にもともとある CLUSDB を
削除またはリネームして
先ほどコピーした chkxxxx.tmp を
CLUSDB にリネームします。
⑤クォーラムの復旧
無効化していた Cluster Service を有効化します。
Cluster Service の起動オプションに -noquorumlogging を入力し、クォーラムを使用しないモードでクラスタを起動します。
プロパティの開始ボタンで開始しないと起動オプションは有効にならないので注意です。
クォーラムフォルダを削除またはリネームします。
バックアップからクォーラムフォルダをリストアします。
⑥最後にサーバを再起動します。
復活完了
単純にバックアップから C:ドライブとシステム情報で戻そうと思っても戻りません。
とりあえず↓この辺りを参照してひねりました。
まずは、正常な状態のバックアップが必要です。
WindowsフォルダのあるC:ドライブとクォーラムディスクのあるF:ドライブとレジストリ等がある System State をバックアップします。
障害の一例として、SQL Server のクラスタリソースを
削除しました。SQL Server のクラスタリソースを復活してみます。
復活の概要は以下を予定。
・クラスタハイブの復旧
・クォーラムの復旧
リソースの状態は上記2箇所にあるのでこれを戻します。
両方が合ってないと新しい方を採用するみたいです。
クラスタハイブは C:\Windows\Clster\CLUSDB というファイルです。
ハイブは簡単にいうと、レジストリの実体がファイルになっているもの。
MSCSはレジストリのキーHKLM 直下に Cluster キー を作りますが、これはクラスタハイブを読み込んだものです。
①クラスタハイブの準備
MSCSフォルダ内にある chkxxx.tmp がクラスタハイブのバックアップになってます。
クラスタに変更があると前の状態がバックアップされてます。
正常な頃(最新…要するに一つ前の状態)のファイルをコピーして
C:\Windows\Cluster へコピーします。
②Cluster Service のサービスを無効化します。
Cluster Service はクラスタハイブをロックするので無効化します。
③サーバを再起動します。
サービスを停止しただけではクラスタハイブのロックは解除されないので再起動します。
この時、ノードのサーバを1つにして他をシャットダウンします。
④クラスタハイブを復活させます。
C:\Windows\Cluster にもともとある CLUSDB を
削除またはリネームして
先ほどコピーした chkxxxx.tmp を
CLUSDB にリネームします。
⑤クォーラムの復旧
無効化していた Cluster Service を有効化します。
Cluster Service の起動オプションに -noquorumlogging を入力し、クォーラムを使用しないモードでクラスタを起動します。
プロパティの開始ボタンで開始しないと起動オプションは有効にならないので注意です。
クォーラムフォルダを削除またはリネームします。
バックアップからクォーラムフォルダをリストアします。
⑥最後にサーバを再起動します。
復活完了
ローカルに正常なクォーラムさえあれば強制的にローカルのクォーラムを使用してリストア可能ですよ。
by やむ (2008-05-26 00:07)