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ホットプラグとポートマルチプライヤ [BACKUP]

RATOC System REX-PCI15PM です。
REX-PCI16PM.jpg
見た目は一般的な PCI の SATA コントローラです。
一応、内3つ 外1つの SATA ポートがあります。

外側のポートは eSATA になってます。
eSATA.jpg
コントローラは SiI3124 です。
SiI3124.jpg
箱です。
これの特徴は ポートマルチプライヤ と ホットプラグ です。
REX-PCI16PM 箱.jpg
ポートマルチプライヤ とは、簡単に言うと本来コントローラとディスクが1対1のSATAに複数のディスクを繋げる事が出来るようにした技術です。
ポートマルチプライヤ.jpg
ホットプラグとは、PCの電源を付けたままディスクを繋げたり切り離したり出来る技術です。
ホットプラグ.jpg
どちらもハード側の対応が必要ですが、ホットプラグは有効に使おうとすると、ソフトウェア側の対応が重要になります。
ホットプラグ用にツールを備えてるメーカーが実は少ない。この REX-PCI15PM はホットプラグツールを備えた製品で、ポートマルチプライヤにも対応しているので、複数のディスクをプラグアンドプレイで抜き挿し出来るという特徴があります。
ぶっちゃけUSBやIEEE1394みたいな抜き挿しが SATA でも出来るという事です。
SATA2.0 なので 3Gbps と、USB2.0の 480Mbps や IEEE1394a の 400Mbps より早い。

ホットプラグツールをインストールすると、画面右下の領域にアイコンが常駐します。
ホットプラグツール.jpg
アイコンをダブルクリックすると、こんな画面が出て、デバイスを選択して停止ボタンを押すと、
ホットプラグツール2.jpg
ホットプラグツール3.jpg
ディスクの取り外しが出来ます。
ホットプラグツール4.jpg

複数のハードディスクの抜き挿しが可能になると、最近メジャーになりつつあるハードディスクバックアップがだいぶ楽に実現できます。
高価なテープ装置やテープ媒体の代わりに安くなってきたハードディスクをバックアップ媒体として使用しようとする動きが本格化しつつあり、Windows Server 2008 の Windows Server Backup もテープ装置に見切ってDVD-Rやディスクへのバックアップになってます。

テープはテープで保存期間が最大30年間とか、媒体の故障率の低さとか良いところはあるんですが、容量,速度,値段,入手性でハードディスクに太刀打ち出来なくなってきてます。
常時電源を入れたままにせず、バックアップする時だけ電源を入れて、保管も3年程度だとハードディスクでも十分やっていけます。

と、いう事で今回は動作確認でした。
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