Link Aggregation の効果

ようやく Link Aggregation が設定出来たのでその効果のほどを試してみました。

とりあえず タスクマネージャー では2つのNICでの Link Aggregation では 1Gbps の倍 2Gbps を認識しています。

Link Aggregation に対応したサーバは1つしかないので、どうやってテストしようか考えた結果、2つのPCからのファイルコピーで試してみる事にしました。
使ったファイルは録画したファイル 約1.9GB を 2つにコピーして、ファイルが重複しない様に名前を変更したものです。

これを ①2つのPCにコピーと②2つのPCからコピーを重なる様に実施しました。

その結果が冒頭のタスクマネージャーです。
はじめに 1台目の PC にファイルをコピーを開始で 50%弱(1Gbps弱) 出て、2台目の PC にコピーを開始。これで 100%弱(2Gbps弱)出てます。で、1台目へのコピーが終了、続いて2台目へのコピーも終了。
次に今とは逆 1台目の PC からファイルをコピー,2台目の PC からコピーを開始しています。

という事で、2台のPC への同時コピーで 上り下りとも 2Gbps 近く出ていて 1Gbps 1本のLANではありえない値が見て取れます。
ネットワークの複数のセッションを張れば、同時に上り下りとも帯域を拡大出来ます。

コメント 3

Link AggregationとALBってどっちが早いんでしょうね？

ALBでは特別なスイッチとか必要ないんで、
わりかし安く構築できそうですけど。

by やみぃ (2008-08-04 22:06) 

やみぃ さんコメントありがとうございます。
いろいろなドキュメントを見てみると、ALB は負荷分散で、Link Aggregation は帯域を広げるものという事です。
実際に ALB を組んでみても帯域は 1Gbps で、タスクマネージャから見ても 1Gbps です。
Link Aggregation は帯域を広げるので 2Gbps になります。

by aki-aoki (2008-08-05 00:50) 

なるほど、となると、、、
ファイルサーバとか同時に多数アクセスがいくやつにはALBで、
1セッションの速度が必要なのはLink Aggregationで、

みたいな使い分けになりそうですね。

iSCSIとかはLink Aggregationしたい感じですね。
SWが高いので個人では手が届きませんが...
by やみぃ (2008-08-06 05:26)