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Window Server 2008 のクラスタ構築② [Cluster]

クラスタに必要なのは事前準備だと思ってます。
Windows Server 2008 のクラスタ構築でも事前にシステムテストが実施されます。
テスト必須です.jpg
実際の構築は次回以降ですが、とりあえず事前準備です。
…こっちが①じゃん。という気がしますが…

まず、クラスタのノードが最低2台必要です。
仮想サーバを2つ.jpg
OSは Enterprise Edition 以上が必要です。
EE.jpg
ドメインが必要です。
AD.jpg
クラスタのノードはドメインに属している必要があります。
ADメンバ.jpg
IPアドレスも大量に必要です。全て固定か全てDHCPの自動。ちなみにIPv4は固定,IPv6は自動にする予定。
↓は一例。
IP.jpg
各ノードからアクセス可能な共有ディスクが必要です。
特に今回は、SCSI-3 の 永続的な予約 が必要だそうです。
ちなみに、クラスタ構築の事前テストのディスク関連では↓のテストが行われます。
ディスクテスト.jpg
Windows Server 2008 のクラスタではパラレルSCSIは非対応となり、SASかFCかiSCSIが対応しているそうです。"Certified for Windows Server 2008"としてマークされてる機器が必要です。
Hyper-VのVMではiSCSIしか選択出来ません。iSCSIもシングルホスト接続しか出来ないものではクラスタが出来ませんのでご注意。
iSCSI.jpg
フェイルオーバーの要となるドライブの構成を考えないといけません。
共有ドライブは E: F: G: の 3つ用意しています。
全てのノードで同じドライブレターを割り振ります。
Drive.jpg
ちなみにドライブを共有するサーバで、ドライブをオンラインにするのは一つだけで、他のサーバではオフラインにしときます。
交替側ディスク.jpg
一台目のサーバのドライブレターを設定。終わったらオフライン。
二台目のサーバでオンライン。ドライブレターを設定。終わったらオフライン。
三台目のサーバで…といった具合。

これで、機能の追加からフェイルオーバークラスタを追加して、
02.jpg
フェイルオーバークラスタ管理でクラスタを構築していきます。
24.jpg
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