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SUSE Linux Enterprise Server 11 on Hyper-V [Virtual Server]

Linux を Hyper-V で使うためのツールが Linux Integration Services です。
Windowsでの統合管理ツールになります。
予めHyper-Vに入ってるWindows用の統合管理ツールと違ってMicrosoftのダウンロードサイトから別途ダウンロードする必要があります。
LIS.jpg
Ver.3.1が最新の様ですが、これは Red Hat や CentOS 用です。
SUSE は Ver.2.1 が最新の様です。

ですが、SUSE Linux Enterprise Server 11 には Linux Integration Services v2.0 相当が組み込まれています。ロードされているモジュールの一覧を表示すると下の様なHyper-V用のモジュールが見てとれます。
icsは組み込み済み.jpg
おかげでHyper-VのネットワークとかSCSIディスクとかが使えます。
今後、SUSEの方でサポート範囲が増えていくと思います。

しかし、 Linux Integration Services ではマウスをサポートしていません。
49.jpg
Hyper-Vのサーバのコンソールからはマウスが使えます。 Alt+Ctrl+← で切替る。
しかし、リモートデスクトップではマウスが全く使えません。

Hyper-Vでのマウスは Xen の Citrix Project Satori で研究しているそうで、以下でダウンロードできます。
http://www.xen.org/products/satori.html
inputsvc_2.jpg
しかし、これをインストールしようとしても、SLES 11 での Linux Integration Services はMSのそれとは微妙に異なるのでインストール出来ません。
inputsvc_3.jpg
vmbus が hv_vmbus になってるので認識出来ない様です。
将来に期待。

…という事で SLES 11 を諦め、SLES 10 SP3 にする事にしました。

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コメント 1

aki-aoki

SLSE 11 , 10 には VNCサーバが入っているので VNCクライアントからデスクトップの操作が出来る事が確認出来ました。
当然マウスも使えます。
by aki-aoki (2011-11-05 22:55) 

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