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SUSE Linux Enterprise Server 10 on Hyper-V [Virtual Server]

Linux を Hyper-V で使うためのツール Linux Integration Services をインストールします。
Windowsでの統合管理ツールになります。
SLES10 SP3は各所サイトで実績があるのでほぼ問題ありません。

SLES10側は Linux Integration Services をコンパイルしてインストールするのでC/C++が必要なので予めインストールしておきます。
SLES10用には Linux Integration Services v2.1 がMSよりリリースされているのでこれをダウンロードします。
実行して解凍するとCDイメージのisoファイルになっていますので、これをCDとして挿入します。
画面はCDを挿入した後の画面です。
04.jpg
入れたCDをmountして見える様にするのですが、面倒なのでOSを再起動しました。
ちなみに mount は以下
mkdir /media/CDROM
mount /dev/hdc /media/CDROM

マウント出来たら、CDの内容を適当なところへコピーします。
mkdir /opt/linux_ic_v21
cp -R /media/CDROM/* /opt/linux_ic_v21

コピーしたところに移動
cd /opt/linux_ic_v21
05.jpg

コンパイルします。
make
下の画面はmakeを入力した後の状態です。
makeが上に行って見えなくなってしまってます。
マウスが使えなかったのでスクロール出来ませんでした。
06.jpg
次に、コンパイルしたものをインストールします。
make install
07.jpg
有効化するために再起動します。
reboot
08.jpg

インストール出来た事を確認してみます。
確認方法はいろいろありますが、マウスが使えない状態だとけっこう厳しいので、Hyper-Vからシャットダウンしてみます。Hyper-Vの赤いボタンをポチッと
09-1.jpg
統合管理ツールがインストールされていないと、このボタンでOSはシャットダウンしません。
09-3.jpg

続いてマウスを使える様にします。
Hyper-Vでのマウスは Xen の Citrix Project Satori で研究しているそうで、以下でダウンロードできます。
http://www.xen.org/products/satori.html
これもSLES10 SP3は各所サイトで実績があるのでほぼ問題ありません。
isoイメージをダウンロードして挿入します。
10.jpg
CDの内容を適当なところへコピーします。
mkdir /opt/inputsvc
cp -R /media/CDROM/* /opt/inputsvc

コピーしたところへ移動して、
cd /opt/inputsvc

インストールします。
./setup.pl inputdriver
11.jpg
再起動します。
reboot
12.jpg
これでマウスが機能する様になります。
右クリックでメニューを表示させたところ。
13.jpg

統合管理ツールがインストール出来て、ネットワークとSCSIディスクが利用出来る様になったので確認します。
ネットワークは 管理ツール YaST から Network Card を起動して設定します。
14-2.jpg
IPアドレス,ネットマスク,デフォルトゲートウェイ(Routing),DNS(Hostname and Name Server)を設定
14-5.jpg
SCSIディスクは 管理ツール YaST から Partitioner を起動して設定します。
15-1.jpg
デバイス /dev/sda が確認出来ます。
15-3.jpg

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