平尾台

相変わらず出張中の身です。
今回は日本3大のカルスト台地の一つである平尾台へ行ってきました。

現地へは小倉北区の城野駅からJR日田彦山線の2両列車(電車ではない)に乗って石原町駅まで行き、そこかから平尾台観光タクシーが運営する おでかけ交通の10人乗りワゴン(バスではない)で平尾台自然観察センターへ行き、そこから歩いて散策しました。
…あいにくの雨でしたが…
まずは平尾台自然観察センターの展望台から平尾台を一望。
双眼鏡を使えば、石灰岩の岩であるピナクルが一帯に確認出来ます。

そのピナクルが羊が群れてる様に見える場所 羊群原近くまで行き、そのついでにいくつかある鍾乳洞へ寄りました。

まずは、牡鹿鍾乳洞です。
深い縦穴の底に鍾乳洞があります。
落ちたナウマンゾウやカワウソ,タヌキシカ等の化石があったそうです。

どんどん下っていくとほどなく人の通れる終点になります。

少し戻って別のルートには以下の様なものが見れます。


牡鹿鍾乳洞から次の目白鍾乳洞へ向う途中でビナクルや窪地(ドリーネというらしい)が見れます。

そのまま平尾台中心の茶ヶ床公園から景色を眺めても良いのですが、あいにくの雨だったので目白鍾乳洞へ向かいました。
目白鍾乳洞へ入った所です。

天井に特徴があり、いろいろ鍾乳石があります。



大きい一枚岩の平らな天井もあります。自然のフラットな天井がこの広さ。

雨もようやくほぼ止み、目白鍾乳洞を出て茶ヶ床公園へ戻って来ました。

平尾台の中心地という事らしく石碑が立ってます。

この辺りが羊群原と思います。


時間があったので、茶ヶ床公園から千仏鍾乳洞に向かう事にし、途中、車の通れないハイキングコースがあったのでそこを通る事にしました。

ハイキングコースではピナクルを近くで観察出来ます。
平尾台のピナクルは角がとれて丸いのが特徴だそうで、よりいっそう動物らしく感じられます。


ピナクルを近くで見ると、一枚岩ではなくて粒の集まりだったりします。

ほぼ全てこんな感じです。

千仏鍾乳洞は入り口まで行きましたが、帰りの おでかけ交通 の最終便時刻も迫ってきたので断念。
またいつか行ってみたいものです。入り口まで来たは良いが、帰りはキツかった…
帰りもピナクルとドリーネを眺めつつ、平尾台観察センターまで歩きました。



ゆっくり眺めながらたのしめたので良いのですが、
車で行くところです。