SSブログ

SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール⑱ [SAP]

⑰では言語補足をしました。
今回はクライアントコピーです。

ABAP System にはデフォルトで 000,001,066 のクライアントがありますが、実際に運用するクライアントはこれらとは別に作成、そして独自のカスタマイズをします。
クライアントを作成する時に、ペースとなるクライアントからコピーして新しいクライアントを作成します。
初期インストールだと、000をペースに新しいクライアントを作成するのが一般的です。
34m.jpg

クライアントコピーを行うに当たりプロファイルパラメータを調整する必要があります。
Tr.RZ10 等で デフォルトプロファイルにパラメータを追加します。
01m.jpg
適当な場所にパラメータを追加します。
02m.jpg
追加するパラメータは login/no_automatic_user_sapstar で、パラメータ値は 0 を指定します。
このパラメータを設定していないと、新規に作成するクライアントにログオン出来ず、クライアントコピーが出来ません。
03m.jpg
06m.jpg
07.jpg
保存してプロファイルを有効化します。
08m.jpg
10.jpg
SAPを再起動してプロファイルが有効化されます。
26m.jpg

次に新しく作成するクライアントを定義します。
Tr.SCC4 で変更モードにします。
21m.jpg
新規エントリボタンを押します。
23m.jpg
クライアント番号含め、以下の所を設定します。
25m.jpg

新しく定義したクライアントでログオンします。
クライアントは定義しただけなので、ユーザはまだ無いのですが、sap* がハードコーディングされており、これでログオン出来ます。
パスワードは pass になってます。
先ほどのパラメータはこの状態の sap* でのログオン抑制を解除するものです。
27m.jpg
Tr.SCCL で選択プロファイル,ソースクライアント,ユーザマスタソースクライアントを選択してバックグラウンドでジョブスケジュールを押します。
Solution Manager の場合、JavaSystem が初期状態で クライアント 001 に接続されているため、ユーザマスタソースクライアントは 001 にする必要があります。
29m.jpg
プリンタダイアログなしを選択してスケジュールボタンを押します。
コピージョブを即時開始する場合は即時にもチェック入れます。
31m.jpg
コピーの内容を確認して続行します。
32.jpg
コピー中の状況は Tr.SCC3 で確認出来ます。
33.jpg
34m.jpg

次回はクライアントコピーの続きです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。