Exchange Server 2007 のインストール① [MailServer]
メールサーバーが欲しかったので、Exchange Server を試してみる事にしました。
とりあえず最新の Exchange Server 2013 を…と思ったのですが、2013を先にインストールすると、Exchange Server 2010,2007 が組織に展開出来なくなるそうなので、Exchange Server 2007 をインストールする事にしました。
「組織」というのがミソで、Exchange Server は Active Directory と密接な関係にあり、インストール時に Active Directory のスキーマを拡張するので、先に新しいバージョンの Exchange Server を導入すると、古い Exchange Server は上手く調整出来ないのだろうと想像します。
インストールするサーバーは Active Directory のメンバーである必要があります。
Exchange Server は今回初めてなので、インストールには TechNet の 自習書シリーズを参考にしました。
まず、ドメインの機能レベルが Windows Server 2000 以上である必要があります。
今回の環境は Windows Server 2008 になっています。
次に、Exchange Server の管理者ユーザーを作成した方が良い様なので、ドメインユーザーを作成します。
ユーザー名は ExchAdmin にしました。
パスワードを入力、無期限にします。
作成
続けて、今作成したユーザーのプロパティを表示します。
所属するグループタブでグループを追加します。
Enterprise Admins と Schema Admins のグループを追加します。
2つは ; (セミコロン)で区切ります。
名前の確認で、入力したグループ名が間違っていなかったか確認して OK ボタンを押して追加します。
次に、管理者ユーザーを Exchange Server をインストールするサーバーのローカル Administraters グループに所属させます。
Administrators グループのプロパティを表示します。
このサーバーには元々SAPがインストールされていたので、余分なユーザーが含まれていますが、追加で、
Exchange Server の管理者ユーザーを入力し、名前の確認をして OK します。
Exchange Server 管理者ユーザーがサーバーのローカル Administrators グループに追加されました。
次に、サーバーに IIS をインストールします。
このサーバーは Windows Server 2008 R2 なので、サーバーマネージャーから役割の追加で、Webサーバー(IIS) と機能の追加で .NET Framework 3.51(下の画面では隠れてしまっています)を追加します。
Exchange Server 2007 は他に MMC や PowerShell が必要ですが、これ等は Windows Server 2008R2 には標準でインストールされているので、個別にインストールする必要はありません。
.NET Framework 2.0 は 3.51 が完全互換なので、3.51をインストールすれば、個別にインストールする必要はありません。
Exchange Server を侮ってました。意外と簡単でない。
つづく
とりあえず最新の Exchange Server 2013 を…と思ったのですが、2013を先にインストールすると、Exchange Server 2010,2007 が組織に展開出来なくなるそうなので、Exchange Server 2007 をインストールする事にしました。
「組織」というのがミソで、Exchange Server は Active Directory と密接な関係にあり、インストール時に Active Directory のスキーマを拡張するので、先に新しいバージョンの Exchange Server を導入すると、古い Exchange Server は上手く調整出来ないのだろうと想像します。
インストールするサーバーは Active Directory のメンバーである必要があります。
Exchange Server は今回初めてなので、インストールには TechNet の 自習書シリーズを参考にしました。
まず、ドメインの機能レベルが Windows Server 2000 以上である必要があります。
今回の環境は Windows Server 2008 になっています。
次に、Exchange Server の管理者ユーザーを作成した方が良い様なので、ドメインユーザーを作成します。
ユーザー名は ExchAdmin にしました。
パスワードを入力、無期限にします。
作成
続けて、今作成したユーザーのプロパティを表示します。
所属するグループタブでグループを追加します。
Enterprise Admins と Schema Admins のグループを追加します。
2つは ; (セミコロン)で区切ります。
名前の確認で、入力したグループ名が間違っていなかったか確認して OK ボタンを押して追加します。
次に、管理者ユーザーを Exchange Server をインストールするサーバーのローカル Administraters グループに所属させます。
Administrators グループのプロパティを表示します。
このサーバーには元々SAPがインストールされていたので、余分なユーザーが含まれていますが、追加で、
Exchange Server の管理者ユーザーを入力し、名前の確認をして OK します。
Exchange Server 管理者ユーザーがサーバーのローカル Administrators グループに追加されました。
次に、サーバーに IIS をインストールします。
このサーバーは Windows Server 2008 R2 なので、サーバーマネージャーから役割の追加で、Webサーバー(IIS) と機能の追加で .NET Framework 3.51(下の画面では隠れてしまっています)を追加します。
Exchange Server 2007 は他に MMC や PowerShell が必要ですが、これ等は Windows Server 2008R2 には標準でインストールされているので、個別にインストールする必要はありません。
.NET Framework 2.0 は 3.51 が完全互換なので、3.51をインストールすれば、個別にインストールする必要はありません。
Exchange Server を侮ってました。意外と簡単でない。
つづく
ExchangeのInstallおつかれさまです。
Exchange2007と2010はいいのですが、2013からは、コンソールがWebベースなのでちょっと別物な感じです。
by じゅぴたー (2013-10-11 21:14)
じゅぴたー さんコメントありがとうございます。
そのうち、ExchangeServer2013もトライしようと思います。
by aki-aoki (2013-10-12 03:07)