ARCserve 2000 → 11.5 へのアップグレードその② [BACKUP]
ARCserve 2000 から 11.5 へのアップグレードの続きです。
すでに ARCserve がインストールされていると、インストールの途中で下のダイアログが出てきます。
デフォルトは「はい」になってますが、アップグレードなので「いいえ」を選択します。
ARCserve が使うデータベースのタイプを選択します。
旧バージョンでは標準データベースだったのでそちらを選択。違うものを選択したらどうなるのだろう…?
r9 あたり?からバックアップドメインという管理方法が導入されてますので、ドメインサーバを新たに指定します。
ドメインといってもWindowsのドメインとは関係ありません。
これも r9 あたり? ARCserveの管理者として caroot なるものでアクセスを制限する様になりました。
インストールするコンポーネントを確認します。
ライセンスの確認です。
今回は試用版なのでキーはありません。
インストールが実施されて、以下の完了画面が出てきます。
アップグレードが完了して、ARCserve r11.5 を起動するとチュートリアルの画面になってます。
通常はこちらの画面です。
さて、アップグレードなので各種設定がどうなったか確認です。
まず、ジョブステータス画面です。
ジョブは全て引き継がれている様です。
次回実行時間も引き継がれています。
そのジョブの中身です。
基本的には引き継がれていますが、もともとARCserve2000でWindowsServer2003をバックアップする様ムチャしていたせいか、システム状態が選択から外れてしまっています。
レジストリも独立して選択出来る様になっているのもおかしい。レジストリはシステム状態の中にあります。
この辺りはもともとのバックアップ対象がWindows2000であったら正しく移行されたのではないかと思います。
ARCserve2000でWindowsServer2003のバックアップはやっぱり不完全っぽい。
スケジュール情報は問題無く引き継がれています。
その他、ライブラリ情報も引き継がれているみたいです。
でも、バックアップを実行すると…エラー!!
どうも、VMWareの仮想サーバではテープ装置をうまくコントロール出来ないらしい。
この後、ARCserveを完全にアンインストールして11.5を再インストールしてもだめでした。
WindowsServer2003のRSM+Ntbackupに戻したら正しくバックアップ出来たので、テープ装置の問題ではなく、VMWareとの相性と思います。
ARCserve2000の時は問題なかったのに残念。
この後、OSをWindowsServer2008へアップグレードしてどうなるか試してみようと思ってましたが、こんな状態ではダメッぽい。
ちなみに、Remote Agent は古いARCserve 2000のバージョンでも接続出来てバックアップも可能な様です。11.5の方が確実ですけど。
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