SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール(30) [SAP]
(29)から標準ジョブの設定を行っています。
標準ジョブの登録は Tr.SM36 で行います。
ジョブの調整もそこで行ってもよいのですが、今回はTr.SM37で行います。
このままだと、不要なジョブも登録されていますので、それらを調節します。
実行時間の変更やバリアントを変更する場合は、SM36で一気に登録した後でSM37から調節するのが良いと思います。
ちなみに、BASISのSPの状態で登録されるジョブも異なるので、今回の操作が一部必要ない場合もあります。
標準ジョブの情報はノート 16083 辺りを参照すると良いと思います。
今回まず気になるのは、SAP_REORG_JOBS が2つ登録されている事です。
同じ時間に同じ名前のジョブが2つ登録されています。
実行するプログラムが REBTCDEL と REBTCDEL2 の二種類あるので、古いプログラム RSBTCDEL で登録されている方のジョブを削除します。
実行プログラムは ステップボタンで確認できます。
古いプログラムのジョブを削除します。
他にも、環境が相応しくなかったりしてエラーになる標準ジョブが登録されているので、それらも削除します。
SAP_REORG_UPDATERECORDS,SAP_WP_CACHE_RELOAD_FULL,SLCA_LCK_SYNCHOWNERS は削除します。
次に、標準ジョブではありませんが、Tr.SE80 を起動すると自動的に登録される EU_REORG,EU_PUT があります。
これらのジョブは最初にSE80を実行した時に、そのユーザーで、一回だけ実行されるジョブEU_INIT と日時で繰り返し実行登録されるジョブ EU_REORG,EU_PUT が登録されます。
最初に実行したユーザーで登録されるので、知らずにそのユーザーを削除したりすると、EU_REORG,EU_PUTがエラーになるので、意図した管理者ユーザーで実行させときたいものです。
既に意図しないユーザーで登録されてしまった場合は、リリース済みのジョブを削除して、管理者ユーザーで再登録すれば良いのですが、Tr.SE80 を起動してもなぜか EU_* のジョブが再登録されない時があったりします。
確実に登録するには、Tr.SE38 でプログラム SAPRSEUJ を実行してやる事で EU_* のジョブが再登録されます。
EU_INIT は一回だけ実行されるジョブです。
さらに、こちらも標準ジョブではありませんが、SLD(System Landscape Directory)へシステムデータを登録するジョブ SAP_SLD_COLLECT があります。
ERPとかBW等では必須という訳ではありませんが、アップグレード時にソリューションマネージャーでソースシステムのSPの情報からアップグレード先のSPを導き出す時に SLD にシステムデータが収集されていないと、複雑なSP情報を手動で登録しなければならくなります。
ネットワーク上のどこかに SLD が無いと意味がありませんが、通常はソリューションマネージャーに付属の SLD へ接続します。
今回のシステムはソリューションマネージャーなので、ソリューションマネージャでインストールされる自分の SLD を登録先にし、自分のシステム情報を定期的にチェックして登録します。
Tr.RZ70 で自身の SLD 情報を確認して、ジョブを登録します。
SLDブリッジゲートウェイ情報に自分の情報を入力します。
メニュー - データ収集開始 を選択します。
はい で開始します。
データが収集され、ジョブ SAP_SLD_COLLECT もスケジュールされます。
次回も標準ジョブの設定をします。
標準ジョブの登録は Tr.SM36 で行います。
ジョブの調整もそこで行ってもよいのですが、今回はTr.SM37で行います。
このままだと、不要なジョブも登録されていますので、それらを調節します。
実行時間の変更やバリアントを変更する場合は、SM36で一気に登録した後でSM37から調節するのが良いと思います。
ちなみに、BASISのSPの状態で登録されるジョブも異なるので、今回の操作が一部必要ない場合もあります。
標準ジョブの情報はノート 16083 辺りを参照すると良いと思います。
今回まず気になるのは、SAP_REORG_JOBS が2つ登録されている事です。
同じ時間に同じ名前のジョブが2つ登録されています。
実行するプログラムが REBTCDEL と REBTCDEL2 の二種類あるので、古いプログラム RSBTCDEL で登録されている方のジョブを削除します。
実行プログラムは ステップボタンで確認できます。
古いプログラムのジョブを削除します。
他にも、環境が相応しくなかったりしてエラーになる標準ジョブが登録されているので、それらも削除します。
SAP_REORG_UPDATERECORDS,SAP_WP_CACHE_RELOAD_FULL,SLCA_LCK_SYNCHOWNERS は削除します。
次に、標準ジョブではありませんが、Tr.SE80 を起動すると自動的に登録される EU_REORG,EU_PUT があります。
これらのジョブは最初にSE80を実行した時に、そのユーザーで、一回だけ実行されるジョブEU_INIT と日時で繰り返し実行登録されるジョブ EU_REORG,EU_PUT が登録されます。
最初に実行したユーザーで登録されるので、知らずにそのユーザーを削除したりすると、EU_REORG,EU_PUTがエラーになるので、意図した管理者ユーザーで実行させときたいものです。
既に意図しないユーザーで登録されてしまった場合は、リリース済みのジョブを削除して、管理者ユーザーで再登録すれば良いのですが、Tr.SE80 を起動してもなぜか EU_* のジョブが再登録されない時があったりします。
確実に登録するには、Tr.SE38 でプログラム SAPRSEUJ を実行してやる事で EU_* のジョブが再登録されます。
EU_INIT は一回だけ実行されるジョブです。
さらに、こちらも標準ジョブではありませんが、SLD(System Landscape Directory)へシステムデータを登録するジョブ SAP_SLD_COLLECT があります。
ERPとかBW等では必須という訳ではありませんが、アップグレード時にソリューションマネージャーでソースシステムのSPの情報からアップグレード先のSPを導き出す時に SLD にシステムデータが収集されていないと、複雑なSP情報を手動で登録しなければならくなります。
ネットワーク上のどこかに SLD が無いと意味がありませんが、通常はソリューションマネージャーに付属の SLD へ接続します。
今回のシステムはソリューションマネージャーなので、ソリューションマネージャでインストールされる自分の SLD を登録先にし、自分のシステム情報を定期的にチェックして登録します。
Tr.RZ70 で自身の SLD 情報を確認して、ジョブを登録します。
SLDブリッジゲートウェイ情報に自分の情報を入力します。
メニュー - データ収集開始 を選択します。
はい で開始します。
データが収集され、ジョブ SAP_SLD_COLLECT もスケジュールされます。
次回も標準ジョブの設定をします。
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