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Hyper-V の 仮想サーバの設定③ [Virtual Server]

Hyper-Vのネットワーク設定についてです。
仮想サーバに普通のネットワークを加える場合、まず Virtual Network Switch Manager で仮想ネットワークを作ります。
Connection で基本的にはホストOSで認識されているネットワークアダプタをゲストOSに開放します。

Host はホストOSとのみ接続する設定で、ホストOSから外へ出ません。
None はゲストOS内でのみ接続する設定で、ホストOSとも接続出来ません。ゲスト間ではOKなのかな?

Virtual Network Switch Manager で作られたアダプタを仮想サーバで割り当てて使います。

ただし、現状のintelのドライバでは認識出来ずに動作しませんし、他のアダプタは手元に無いのでちょっと分かりません。
こういう場合に、レガシーネットワークを追加します。設定的には仮想ネットワークのどのアダプタに繋げるかを設定します。

レガシーネットワークはintel 21140 として認識されます。

これでネットワークはとりあえず大丈夫かと思ったらそうでもなかった。
仮想ネットワークの設定をしたらホストOSと通信出来なくなった。
VMWare や Virtual Server みたいにブリッジ接続で1つのネットワークアダプタをホストOSと共有して使用する訳ではないらしい。

以下は解決した後の画面になります。
ホストOSのネットワークのプロパティを見ると、オンボードのネットワークアダプタ2つに加えて Virtual Network Switch が追加されています。
仮想サーバとの通信用の仮想アダプタである事はなんとなく分かります。

これらにどの様にアドレスが割り当たったかというと、以下の様になってます。
ローカルエリア接続5 -> Virtual Network Switch -> ゲストOSのアドレス
ローカルエリア接続 -> 物理アダプタ1 -> ホストOSのアドレス
ローカルエリア接続2 -> 物理アダプタ2 -> アドレスの割り当てなし

さらに細かく各ネットワークのプロパティを見ると以下の様になってます。
ローカルエリア接続 -> 物理アダプタ1 -> ホストOSのアドレス
ネットワークレイヤの中に Virtual Network Switch Protocol が追加されてます。
ただし、このアダプタは仮想サーバでは使用していないので Virtual Network Switch Protocol は使用してません。

ローカルエリア接続2 -> 物理アダプタ2 -> アドレスの割り当てなし
このアダプタは仮想サーバで使用するので Virtual Network Switch Protocol のみ使用する様になっていて、他は使用しない様になってます。
TCP/IPも使用しない様になっています。
仮想サーバで選択するとホストOSでの通信が出来なくなります。

ローカルエリア接続5 -> Virtual Network Switch -> ゲストOSのアドレス
こちらは仮想サーバに開放していない物理アダプタ1と同じ様になっていて、アドレスも割り当たります。
これが仮想ネットワークでホストOSのネットワークとの接続設定毎に作られるみたいです。

という事で、Hyper-V ではブリッジ接続をサポートしてない様なので専用に1つ以上の物理アダプタが必要になります。
ホストOSで使うアダプタと仮想ネットワークで使うアダプタを分ける事でホストOSともゲストOSとも通信出来る様になった次第です。
仮想ネットワークはゲストOSで共有しても大丈夫みたいです。

ただ、まだ製品版ではないので…


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