SSブログ

Oracle のアップグレード 10.2 → 11.2 その① [DBMS]

Oracle のアップグレード 10g (10.2) から 11g (11.2) へのアップグレードです。
02.jpg
Oracle 10g が稼働しているのが前提です。
今回の環境はSAP用のOracleですが、SAP用Oracleのアップグレード手順とは異なります。
どちらかと言えば、素のOracle環境を想定してます。

アップグレード手順をどこから始めようか迷いましたが、やはり Oracle 11g のインストールから始めます。
setup.exe で Oracle 11g のインストールを開始します。
01.jpg
何か入力しても良いのですが、ここではチェックを外し、何も入力せずに「次へ」いきます。
03m.jpg
エラーが出ますが、「はい」で続行します。
04.jpg
アップグレードですが、アップグレードは選択しません。
環境にもよりますが、パッチを充てないとアップグレードの途中でエラーになる様なので、ここでは「データベース・ソフトウェアのみインストール」で「次へ」いきます。
05m.jpg
今回はRACではないので「単一インスタンス・データベースのインストール」を選び、「次へ」いきます。
06m.jpg
言語を選択し、「次へ」いきます。
07m.jpg
今回は Enterprise Edition を選択して「次へ」いきます。
08m.jpg
OracleベースとOracleホーム・ディレクトリを入力して「次へ」いきます。
Oracleホームはアップグレード前のOracleとは別の場所にします。
10m.jpg
環境チェック中
11m.jpg
インストール内容を確認して「終了」ボタンでインストールを開始します。
12m.jpg
インストール中
13m.jpg
終了したので「閉じる」で閉じます。
14m.jpg

次回はアップグレードのためにインストールした Oracle 11g にパッチを適用しますが、その前にパッチ適用ツールである Opatch を最新にします。
Oracleからダウンロードした 11g 用の Opatch を解凍して、 11gのORACLE_HOMEにある Opatch をフォルダに上書きします。
15.jpg
Opatch のバージョンを確認します。
Opatch のバージョン確認だけでは必要ありませんが、WindowsServer2008の場合はパッチを適用する時には管理者モードである必要がありますので、コマンドプロンプトを管理者モードで起動します。
Opatch には ORACLE_HOME の環境変数が必要なので設定します。11gのORACLE_HOMEです。
Opatch へのパスも通っていないので設定します。
バージョンは次の様に確認します。 opatch version
16.jpg

パッチ適用前に 11g用のサービスが稼働しているので、これを停止します。1つ開始になってますが、これも止めます。
17.jpg
今回用意したパッチです。Opatch以外は Opatch で適用します。
18.jpg
パッチを適用します。
opatch apply (フルパス)\番号
19.jpg
パッチには後処理がありますが、11gのデータベースはまだ無いので、アップグレートした後に実行します。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。