Red Hat Enterprise Linux Server 5.5 ③ [OS]
せっかくインストールした RedHat Enterprise Linux Server 5.5 なので、いろいろセットアップしてみました。
といっても、telnetサーバとftpサーバです。
SuSEではほとんど悩む事もなかった両サービスですが、RHEL5.5ではそうもいかなかった。
まずは telnet サーバです。
デフォルトではインストールされず、インストール時には選択もありません。
それでも RHEL5.5のDVDのServerフォルダに入っています。
telnet クライアント telnet-xxxxx.el5.x86_64.rpm
telnet サーバ telnet-server-xxxxx.sl5.x86_64.rpm
両方をインストールします。
rpm -ihv *****.rpm
OS起動時にサービスとして起動させとくにはさらに設定が必要です。
telnetサーバは起動時に起動される xinetサービスから起動させる様になってます。
そして、xinetdサービスは/etc/xinetd.d にあるファイルを見て起動するサービスを決定します。
telnetサーバの情報も /etc/xinetd.d フォルダにある telnet というテキストファイルで制御されていますが、無効化されているので、これを編集して有効化します。
下の方にある disable = yes を disable = no にして無効化を抑止して有効化します。
設定後、OSを再起動すれば telnetサーバが起動されますが、手動で起動する場合は、rootで
service xinetd restart
又は
/etc/init.d/xinetd restart
で xinetサービスが再起動されて、その配下にある telnetサーバも起動されます。
クライアントPCから telnet サーバ名 でログオン出来ます。
ちなみに、Windows7 やWindowsServer2008/2008R2 にMS標準のtelnetクライアントはありますが、デフォルトではインストールされておらず、機能の有効化でインストールする必要があります。ただし機能的にはあまりリッチではありません。
続いてftpサーバです。
vsftpd というのが標準の ftpサーバの様です。
デフォルトではインストールされませんが、インストール時に選択して入れる事が出来ます。
インストール時に選択しなかった場合は、RHEL5.5インストールDVDのServerフォルダに vsftpd-xxxx.rpm がありますのでこれをインストールします。
vsftpd はその設定は各種サイトで紹介されていますので詳しくはそちらを参照下さい。
/etc/vsftpd に vsftpd.conf という設定ファイルがあるのでこれを調整します。とりあえずそのままでも稼働します。
vsftpd はxinetdサービスからの起動ではなく、initd での起動になります。
/etc/init.d には vsftpd 用の起動ファイルがすでにあるので、手動で起動するには、rootで
service vsftpd start
又は
/etc/init.d/vsftpd start
で起動します。
OSの再起動で起動する様にするには以下のコマンドを発行します。
chkconfig vsftpd on
また、以下のコマンドでlinuxのそれぞれの起動モードでの動作が確認出来ます。
chkconfig --list vsftpd
モード2,3,4,5でonです。起動モードの意味は専門サイトの方が詳しいので割愛します。
以上でftpサーバが使える…と思ったら、RHEL5.5ではSELinux によるセキュリティが構成出来るので、これを有効化している場合はもう一手間必要になります。
SELinux の設定で、ftpで特定のディレクトリしかアクセス出来ない様になってます。
SELinux の管理ツールが以下のメニューにあるのでこれで設定します。
System - Administration - SELinux Management
最初の画面で System Default Enforcing Mode を Disabled にしてSELinux を無効化するか、
Boolian - ftp で Allow ftpd to full access to the system にチェックしてftpでのアクセスを許可します。
クライアントPCから、ftp サーバ名 でアクセスします。
ftpクライアントはWindows7 や WindowsServer2008/2008R2 でデフォルトでインストールされています。
が、FireWall が有効になっているのでデータ転送時にはこれを無効化するか、ftp.exe だけを除外しないと出来ません。ls の結果すらも返ってきません。
RHEL5.5はなんて面倒なんだと…
他にも4GB以上のzipファイルを解凍出来ないという落とし穴や
IBMのx86_64のJDK1.4.2が標準で無かったりとか…
といっても、telnetサーバとftpサーバです。
SuSEではほとんど悩む事もなかった両サービスですが、RHEL5.5ではそうもいかなかった。
まずは telnet サーバです。
デフォルトではインストールされず、インストール時には選択もありません。
それでも RHEL5.5のDVDのServerフォルダに入っています。
telnet クライアント telnet-xxxxx.el5.x86_64.rpm
telnet サーバ telnet-server-xxxxx.sl5.x86_64.rpm
両方をインストールします。
rpm -ihv *****.rpm
OS起動時にサービスとして起動させとくにはさらに設定が必要です。
telnetサーバは起動時に起動される xinetサービスから起動させる様になってます。
そして、xinetdサービスは/etc/xinetd.d にあるファイルを見て起動するサービスを決定します。
telnetサーバの情報も /etc/xinetd.d フォルダにある telnet というテキストファイルで制御されていますが、無効化されているので、これを編集して有効化します。
下の方にある disable = yes を disable = no にして無効化を抑止して有効化します。
設定後、OSを再起動すれば telnetサーバが起動されますが、手動で起動する場合は、rootで
service xinetd restart
又は
/etc/init.d/xinetd restart
で xinetサービスが再起動されて、その配下にある telnetサーバも起動されます。
クライアントPCから telnet サーバ名 でログオン出来ます。
ちなみに、Windows7 やWindowsServer2008/2008R2 にMS標準のtelnetクライアントはありますが、デフォルトではインストールされておらず、機能の有効化でインストールする必要があります。ただし機能的にはあまりリッチではありません。
続いてftpサーバです。
vsftpd というのが標準の ftpサーバの様です。
デフォルトではインストールされませんが、インストール時に選択して入れる事が出来ます。
インストール時に選択しなかった場合は、RHEL5.5インストールDVDのServerフォルダに vsftpd-xxxx.rpm がありますのでこれをインストールします。
vsftpd はその設定は各種サイトで紹介されていますので詳しくはそちらを参照下さい。
/etc/vsftpd に vsftpd.conf という設定ファイルがあるのでこれを調整します。とりあえずそのままでも稼働します。
vsftpd はxinetdサービスからの起動ではなく、initd での起動になります。
/etc/init.d には vsftpd 用の起動ファイルがすでにあるので、手動で起動するには、rootで
service vsftpd start
又は
/etc/init.d/vsftpd start
で起動します。
OSの再起動で起動する様にするには以下のコマンドを発行します。
chkconfig vsftpd on
また、以下のコマンドでlinuxのそれぞれの起動モードでの動作が確認出来ます。
chkconfig --list vsftpd
モード2,3,4,5でonです。起動モードの意味は専門サイトの方が詳しいので割愛します。
以上でftpサーバが使える…と思ったら、RHEL5.5ではSELinux によるセキュリティが構成出来るので、これを有効化している場合はもう一手間必要になります。
SELinux の設定で、ftpで特定のディレクトリしかアクセス出来ない様になってます。
SELinux の管理ツールが以下のメニューにあるのでこれで設定します。
System - Administration - SELinux Management
最初の画面で System Default Enforcing Mode を Disabled にしてSELinux を無効化するか、
Boolian - ftp で Allow ftpd to full access to the system にチェックしてftpでのアクセスを許可します。
クライアントPCから、ftp サーバ名 でアクセスします。
ftpクライアントはWindows7 や WindowsServer2008/2008R2 でデフォルトでインストールされています。
が、FireWall が有効になっているのでデータ転送時にはこれを無効化するか、ftp.exe だけを除外しないと出来ません。ls の結果すらも返ってきません。
RHEL5.5はなんて面倒なんだと…
他にも4GB以上のzipファイルを解凍出来ないという落とし穴や
IBMのx86_64のJDK1.4.2が標準で無かったりとか…
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