SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (26) [SAP]
SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回からSAPインストール後処理をしています。
・ログオングループ
CI単体の構成ではあまり意味がなく、APサーバ数台で負荷分散するための設定です。
CI単体でもとりあえず設定は出来るので設定しておきます。
Tr.SMLG を起動し、新規作成ボタンを押します。
ログオングループ名を入力し、インスタンスを選択します。
サーバにネットワークが複数ある場合はIPアドレスを指定するのが無難です。
RFCでも使用する場合は Ext.RFC-enabled にチェックします。
最後に保存します。保存しないと反映されません。
続いて Tr.RZ12 を設定します。
こちらは特定のプログラム向けの分散実行設定です。
クライアントコピーやSGENで使用出来ます。
新規作成ボタンを押し、 RFCサーバグループ名を入力してインスタンスを選択します。
リソースの決定は何も入力しません。デフォルト値になります。
最後に保存します。保存しないと反映されません。
・プロファイル登録
Tr.RZ10 にて \usr\sap\<SID>\SYS\profile にあるプロファイルをSAPに取り込み、Tr.RZ10 にてパラメータの追加,変更,削除が出来る様になります。
ただし、ASCSやSCS,ERS,スタンドアロンゲートウェイといったインスタンスタイプは取り込めません。
ちなみに、日本語でログオンして操作するとプロファイルに日本語のコメントが入るのですが、その日本語がいろいろと邪魔をするのでなるべく英語でログオンして操作するのが良いと思います。
メニュー Utilities - Import profile - Of active servers を選択します。
取り込む時にプロファイルかチェックされ、赤がエラー,黄がワーニングで表示されます。
ただし、古いパラメータにしか対応していません。
・操作モード
DialogやBatchのプロセス配分を変更する機能です。
これの登録の前提として Tr.RZ10 でプロファイルを取り込んでおく必要があります。
Tr.RZ04 を起動し、新規登録ボタンを押します。
とりあえず DAY_MODE と NIGHT_MODE を登録しました。中身はまだありません。
続いてInstance/operation mode ボタンを押します。
新規登録ボタンを押します。
Host name と SAP system number を入力し、Start profile と Instance profile を選択して保存します。
この時に操作モードを選択してそのモードでのワークプロセスのプロセス数を設定します。
今回は以下の様にしました。
最後に保存します。
次にこの操作モードで稼働する時間を設定します。
Tr.RZ04 メニュー Operation mode - Timetble
Normal operation (24 hr) を選択して Change ボタンを押します。
モードの開始時かと終了時間をダブルクリックして Assign ボタンを押します。
この時間帯の操作モードを選択します。
残りの時間もモードを割り当て、最後に保存します。
操作モードの設定が正しいか Tr.RZ03 にて確認します。
設定が正しくない場合は Configuration alert にメッセージが表示されます。
Netweaver7.0EHP1まではだいたいデフォルトの設定では正しく構成されません。
詳細はメニュー Monitoring - Status detales にて表示されます。
Instance name がインストールとシステムの認識が異なり、結果として Home directory も異なり、Work directory differs となります。
この修正は Tr.RZ04 の Instance/operation modes で、サーバをダブルクリックします。
Instance name と Home directory を修正するため、Maintain details ボタンを押します。
CIの Instance name は DVBSnn ではなく、DVEBMGSnn であり、Home directory もこの部分が異なるので修正します。
DIの場合は Dnn です。
修正後の Tr.RZ03 もアラートが解消され、操作モードも正しく動作します。
まだ続く
前回からSAPインストール後処理をしています。
・ログオングループ
CI単体の構成ではあまり意味がなく、APサーバ数台で負荷分散するための設定です。
CI単体でもとりあえず設定は出来るので設定しておきます。
Tr.SMLG を起動し、新規作成ボタンを押します。
ログオングループ名を入力し、インスタンスを選択します。
サーバにネットワークが複数ある場合はIPアドレスを指定するのが無難です。
RFCでも使用する場合は Ext.RFC-enabled にチェックします。
最後に保存します。保存しないと反映されません。
続いて Tr.RZ12 を設定します。
こちらは特定のプログラム向けの分散実行設定です。
クライアントコピーやSGENで使用出来ます。
新規作成ボタンを押し、 RFCサーバグループ名を入力してインスタンスを選択します。
リソースの決定は何も入力しません。デフォルト値になります。
最後に保存します。保存しないと反映されません。
・プロファイル登録
Tr.RZ10 にて \usr\sap\<SID>\SYS\profile にあるプロファイルをSAPに取り込み、Tr.RZ10 にてパラメータの追加,変更,削除が出来る様になります。
ただし、ASCSやSCS,ERS,スタンドアロンゲートウェイといったインスタンスタイプは取り込めません。
ちなみに、日本語でログオンして操作するとプロファイルに日本語のコメントが入るのですが、その日本語がいろいろと邪魔をするのでなるべく英語でログオンして操作するのが良いと思います。
メニュー Utilities - Import profile - Of active servers を選択します。
取り込む時にプロファイルかチェックされ、赤がエラー,黄がワーニングで表示されます。
ただし、古いパラメータにしか対応していません。
・操作モード
DialogやBatchのプロセス配分を変更する機能です。
これの登録の前提として Tr.RZ10 でプロファイルを取り込んでおく必要があります。
Tr.RZ04 を起動し、新規登録ボタンを押します。
とりあえず DAY_MODE と NIGHT_MODE を登録しました。中身はまだありません。
続いてInstance/operation mode ボタンを押します。
新規登録ボタンを押します。
Host name と SAP system number を入力し、Start profile と Instance profile を選択して保存します。
この時に操作モードを選択してそのモードでのワークプロセスのプロセス数を設定します。
今回は以下の様にしました。
最後に保存します。
次にこの操作モードで稼働する時間を設定します。
Tr.RZ04 メニュー Operation mode - Timetble
Normal operation (24 hr) を選択して Change ボタンを押します。
モードの開始時かと終了時間をダブルクリックして Assign ボタンを押します。
この時間帯の操作モードを選択します。
残りの時間もモードを割り当て、最後に保存します。
操作モードの設定が正しいか Tr.RZ03 にて確認します。
設定が正しくない場合は Configuration alert にメッセージが表示されます。
Netweaver7.0EHP1まではだいたいデフォルトの設定では正しく構成されません。
詳細はメニュー Monitoring - Status detales にて表示されます。
Instance name がインストールとシステムの認識が異なり、結果として Home directory も異なり、Work directory differs となります。
この修正は Tr.RZ04 の Instance/operation modes で、サーバをダブルクリックします。
Instance name と Home directory を修正するため、Maintain details ボタンを押します。
CIの Instance name は DVBSnn ではなく、DVEBMGSnn であり、Home directory もこの部分が異なるので修正します。
DIの場合は Dnn です。
修正後の Tr.RZ03 もアラートが解消され、操作モードも正しく動作します。
まだ続く
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