黒い箱をすこしバラしてみました。

黒い箱をすこしバラしてみました。

チェンジャデバイスの設定があるのにSCSIで見えないのに疑問がある。
一応、ボタン操作ではテープのロード/アンロードは出来るし…
SCSIの結線がどこかで外れているのかも?

箱の後ろは普通のプラスのネジで留められているので外せるのですが、周りを覆う黒い鉄板は普通のネジではなかった。
ヘックスローブネジというらしい。星形です。

しかたがないので、それ用のレンチを買ってきました。

これで周りを覆う鉄板をはずせます。

で、外しました。後ろ半分が空いてます。
左に見えるハコ状のものは6番7番のLTOスロットです。
前面のフタを開けたところに1～5番のスロットがあって、6.7番はその奥(本体の真ん中らへん)にあります。
写真上側にあるのはAC/DC変換の電源です。
写真下側にあるのがオートローダのコントローラみたいです。
右側にSCSIコネクタが何かの基盤に繋がって、そこからケーブルがLTOドライブに繋がってます。

うしろのネジも外すと、中身を引っ張り出す事が出来ます。
ケーブルも外してます。
外から来たSCSIケーブルは基盤を通過します。
この基盤がオートローダのコントローラに繋がります。これのSCSI部が壊れてる?

ちなみに、その後ろの基盤から伸びてたSCSIケーブルは↓の別の基盤に繋がってます。

これからさらにLTOドライブにSCSIが繋がってます。
こいつはどうやらSCSIコンバーターの様です。
SCSIコンバーターとは、DIFFERENTIAL のSCSIを SINGLE END (又はその逆)に変換するものです。
DIFFERENTIAL SCSIのコントローラを探した時に、その存在を知っていましたが、市販のものでは10万円以上するので諦めてました。

この黒い箱、SCSIコンバーターとLTOドライブが使えそうなので、それだけでもよかったと思います。
デカイですが…

ちなみに結線はちゃんと繋がってました。