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オートローダが認識されました [BACKUP]


黒い箱 IBM 3581H17 をバラしてみたところ、どうにも壊れてる様には見えませんでした。
そこで、IBM の中をいろいろ調べてみると、こいつのドキュメントを発見出来ました。
そこには重要な情報が…

このオートローダにはランダムモードとシーケンシャルモードというのがあるらしい。

ランダムモードとは、WindowsのリムーバルストレージマネージャとかBackupExecとかでチェンジャデバイスを介在してスロットにあるテープを制御して使用する、一般的なモードらしい。
シーケンシャルモードとは、スロットにあるテープを順次使用して行くモードらしい。
液晶画面に SEQ READY と出ているのがシーケンシャルモードらしい。

このオートローダ、どうやらシーケンシャルモードになっていた様です。
で、シーケンシャルモードだと、制御出来ない様にチェンジャデバイスが認識されない様になっているみたいです。

シーケンシャルモードからランダムモードの変更方法が、クイックリファレンスガイドに書いてありました。
[>]ボタンを押しつつ、[∧∨]を押して、5秒間押し続けます。
すると、DIAG MENU なるメニューになります。

さらに[∧∨]を押して CHG MODE にします。

[◎]を押すと、現在のモードが表示されます。SEQUENTIAL になってます。

[>]ボタンでモードを変更します。RANDOM にして[◎]を押した後、電源をオンオフします。

イニシャルチェックが終わると、LDR READY が表示されます。

この状態でサーバを再起動すると、SCSIでテープドライブとチェンジャデバイスの両方が認識されます。(画面は念のためLUも表示する様にしています)

Windowsのデバイスドライバでチェンジャデバイスが認識されて、こう↓なります。

ドライバは両方ともIBMからダウンロードしました。

いやはや、こんな隠しコマンドがあろうとは…


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