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Clusterでのバックアップ [Cluster]

クラスタも3台4台ともなると、それぞれのサーバにバックアップデバイスを取り付けるのも非現実的な構成になってきます。

特に大規模データベースになると、そのバックアップにも大規模なバックアップシステムが必要になるので、これをクラスタの各ノード分購入する訳にもいきません。
それでどうするかというと、専用のバックアップサーバというものを建てて集約します。

ちなみに、上記問題を克服出来るならバックアップソフトをクラスタ化する事も考えられますが、今回は扱いません。

それで、どうやってバックアップサーバにバックアップするデータを渡すかというと、主に二種類あります。
①ディスクをコピーしてバックアップサーバに接続。それをバックアップ。
②ネットワーク越しにバックアップサーバでバックアップ。
とりあえず②です。
BackupExec にはバックアップ装置の繋がっていないサーバ/PCをバックアップするためのオプションがあります。
Remote Agent for Windows Server です。
これをクラスタの各ノードにインストールします。

Remote Agent をインストールしたサーバは、ネットワーク越しに対象を選択出来ます。
例えば下の画面の サーバPAN みたいにそのサーバから見えるディスク全てとシャドウコピーコンポーネントを指定できます。
でも、ディスクのF:,G:,H:はクラスタの共有ディスクで、常に PAN に繋がっている分けでは無いのでバックアップ対象から外しています。
F:,G;,H:の共有ディスクはどうするかというと、そのドライブと同じクラスタグループにある仮想コンピュータを経由します。
サーバEPIMETHEUS は仮想コンピュータで、同じクラスタグループに G:ドライブを持っています。EPIMETHEUSとG:は常にいっしょにあるので下画面の様に指定します。

そんな感じで各ノードのローカルディスクとシャドウコピーコンポーネントを指定し、仮想コンピュータで共有ドライブを指定します。
バックアップが完了です。

ちなみに上はワーニングが出てますが、一部のファイルがスキップされてるためです。
一部のアプリケーションがファイルを掴んでいたので、バックアップ出来ずにスキップされてます。
本来なら問題無く完了するはず。


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