SAP R/3 4.6C のインストール①

SAP R/3 4.6C のインストールです。
前回4.0Bは Oracle だったので、今回はWindows 2000 SQLServer 2000 でいきます。
…古っ…
今回はインストール前の準備です。
何はともあれ、Windows 2000 Server SP4 を用意。
Hyper-Vのチャイルドパーティションにインストール。メモリを5GBで物理アドレス拡張を有効にしています。

R/3のインストールCDは予めHDDにコピーしています。
・DBMS
・カーネルCD
・DBエキスポートCD×4
・言語CD

初めにVC++等のMSのランタイムDLLをインストール又は更新する必要があるので、カーネルCDの以下にある R3DLLINS.EXE を実行します。
(CD)\NT\I386\NTPATCH

枠の中に表示されるDLLがインストール又は更新されるDLLです。
DLL更新後は最低でもログアウトして再ログオンする必要があります。
ここでは後で再起動するのでログオフしてません。

次に、システムのプロパティの詳細タブのパフォーマンスオプションにて、以下を変更します。
パフォーマンスの最適化→バックグラウンドサービス
仮想メモリ→12GB(10GB程度推奨)

その他、インストールするのに必要なユーザー権利をインストールするユーザーに追加します。
Windows 2000 SP4 で新しく追加された権限がSAPのインストーラー側で考慮されてないので追加する必要があります。(ノート731977)
Windows Server 2003 だと必要なかったりします。
ちなみに今回はドメインのAdministratorでインストールを行います。
管理ツールのローカルセキュリティポリシーのユーザー権利の割り当てから、それぞれの権利に追加します。

オペレーティングシステムの一部として機能

クォータの増加

プロセスレベルトークンの置き換え

次回はSQLServerのインストールです。