SAP R/3 4.6C のインストール⑭ [SAP]
R/3 4.6Cインストール後処理SSAAの Installation Follow-UP の続きです。
言語インポートとサポートパッケージが終わり、次はクライアントコピーです。
説明文は4.0Bからのパクリでいきます。
クライアントはインストール初期状態で3つあり、会社で使いやすい様にカスタマイズするためにコピーします。
000 システムクライアントで、ユーザが直接使う環境ではありません。
ユーザカスタマイズ環境としては000をコピーして作成します。
実際に使ったらどうなるのかさっぱり判りません。
001 サンプルクライアントで、ユーザが使う環境ではありません。
サンプル用にカスタマイズされ、不要なデータも含まれています。
066 アーリーウォッチ用クライアントですが、今となっては用途がさっぱり判りません。
おそらく使用するには不十分と思います。
トランザクション SCC4 を起動します。
この画面ではクライアントを定義します。
参照モードになっているので変更モードにして、新規エントリボタンで新たにクライアントを追加します。
適当なクライアント番号とその説明、基準通貨(日本円:JPY)、クライアントロール(カスタマイジング/テスト/本番など)、クライアント依存オブジェクトに対する変更および移送(開発環境は変更の自動記録がお勧め。本番環境は変更禁止)、クライアント非依存オブジェクト変更(開発環境はすべて許可,本番環境はすべて不許可)、保護(新しくクライアントを作る場合は制限なし)、制限(CATTを使用する場合はeCATTとCATTを許可)を設定します。
設定したら保存します。
クライアント番号と基準通貨と論理システム以外は後で変更可能です。
さきほど定義したクライアントにログオンします。
クライアントコピーがまだされていないクライアントへログオンする場合は、ユーザに SAP* を使用します。
このユーザはハードーコーディングされており、デフォルトのパスワード pass でログオン出来ます。
トランザクション SCCL を起動します。
選択プロファイルでコピーモードを選択します。モードは SAP_ALL 以外にも SAP_CUST や SAP_USER 等々あります。SAP_ALL はクライアント依存データ全てのコピーです。
ソースClient でコピー元クライアントを指定します。
ソースClientユーザマスタでユーザのコピー元を別のクライアントに指定できます。
選択及び入力後、バックグラウンドで実行ボタンで実行します。
複数のAPサーバがあれば、バックグラウンドサーバで実行サーバを選択出来ます。(分散実行するにはRFCログオングループを設定する必要があります。)
スケジュールボタンで開始時間を指定します。
その前にオプションの確認画面が出てきます。
開始時間を指定できますが、即時実行も出来ます。ここでは即時を選んでます。
結果をスプールへ出力する様になっているのでプリンタ情報の入力を求められます…が、出力デバイスは空白で十分です。実際に印刷で出されても困ってしまいます。
無視します。
スケジュールされました。
コピーの結果はトランザクション SCC3 にて確認します。
他にも、コピー後のクライアントへ SAP* のパスワードがコピー元と同一である事からも確認出来ます。
でも SCC3 での確認が確実です。
ログオン時に表示されるデフォルトのクライアント表示はプロファイルに以下を設定します。
言語インポートとサポートパッケージが終わり、次はクライアントコピーです。
説明文は4.0Bからのパクリでいきます。
クライアントはインストール初期状態で3つあり、会社で使いやすい様にカスタマイズするためにコピーします。
000 システムクライアントで、ユーザが直接使う環境ではありません。
ユーザカスタマイズ環境としては000をコピーして作成します。
実際に使ったらどうなるのかさっぱり判りません。
001 サンプルクライアントで、ユーザが使う環境ではありません。
サンプル用にカスタマイズされ、不要なデータも含まれています。
066 アーリーウォッチ用クライアントですが、今となっては用途がさっぱり判りません。
おそらく使用するには不十分と思います。
トランザクション SCC4 を起動します。
この画面ではクライアントを定義します。
参照モードになっているので変更モードにして、新規エントリボタンで新たにクライアントを追加します。
適当なクライアント番号とその説明、基準通貨(日本円:JPY)、クライアントロール(カスタマイジング/テスト/本番など)、クライアント依存オブジェクトに対する変更および移送(開発環境は変更の自動記録がお勧め。本番環境は変更禁止)、クライアント非依存オブジェクト変更(開発環境はすべて許可,本番環境はすべて不許可)、保護(新しくクライアントを作る場合は制限なし)、制限(CATTを使用する場合はeCATTとCATTを許可)を設定します。
設定したら保存します。
クライアント番号と基準通貨と論理システム以外は後で変更可能です。
さきほど定義したクライアントにログオンします。
クライアントコピーがまだされていないクライアントへログオンする場合は、ユーザに SAP* を使用します。
このユーザはハードーコーディングされており、デフォルトのパスワード pass でログオン出来ます。
トランザクション SCCL を起動します。
選択プロファイルでコピーモードを選択します。モードは SAP_ALL 以外にも SAP_CUST や SAP_USER 等々あります。SAP_ALL はクライアント依存データ全てのコピーです。
ソースClient でコピー元クライアントを指定します。
ソースClientユーザマスタでユーザのコピー元を別のクライアントに指定できます。
選択及び入力後、バックグラウンドで実行ボタンで実行します。
複数のAPサーバがあれば、バックグラウンドサーバで実行サーバを選択出来ます。(分散実行するにはRFCログオングループを設定する必要があります。)
スケジュールボタンで開始時間を指定します。
その前にオプションの確認画面が出てきます。
開始時間を指定できますが、即時実行も出来ます。ここでは即時を選んでます。
結果をスプールへ出力する様になっているのでプリンタ情報の入力を求められます…が、出力デバイスは空白で十分です。実際に印刷で出されても困ってしまいます。
無視します。
スケジュールされました。
コピーの結果はトランザクション SCC3 にて確認します。
他にも、コピー後のクライアントへ SAP* のパスワードがコピー元と同一である事からも確認出来ます。
でも SCC3 での確認が確実です。
ログオン時に表示されるデフォルトのクライアント表示はプロファイルに以下を設定します。
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