C:ドライブのスリム化 その①

PC uranus の C:ドライブがほぼ一杯になった。
気が付いたら残り520MBとなっていた。

このPCのC:ドライブは比較的古くからSSDを使っているので、容量も30GBと多くない。
なんとか Windows 7 が稼働しているけれど、このままでは SP1 が充てられない。
まず、ドライブのプロパティから ディスクのクリーンアップ は基本的にやっておきます。
尤も、このPCではほぼIEでインターネットを使わないので ディスクのクリーンアップ で消せるものがなくて効果がありません。

余分なアプリケーションもアンインストールしました。
残っているのは↓これだけ。


Windowsの無効化出来る機能も無効化しました。
タブレットPCコンポーネントやガジェット,ゲーム辺りを無効化してます。
一応、録画PCなのでメディア機能は残っています。


大きなファイルというと、普通、Windows 7 の C:ドライブにはシステムが使う hiberfil.sys と pagefile.sys があります。
↓は別のPCのC:ドライブにある hiberfil.sys と pagefile.sys です。

これらのファイルはシステムファイルなので表示させるには、エクスプローラのフォルダオプションで 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨) のチェックを外す必要があります。

このチェックを外すと、下の様な警告が出ますが、あまり気にしません。
個人的には見えないファイルがある方が気に食わないので表示させています。


pagefile.sys は実メモリだけでは不足するメモリを補うもので、とても重要なファイルですが、別のドライブに移す事が可能です。
コンピュータのプロパティからシステム詳細設定のパフォーマンスの詳細設定で設定する事が出来ます。
PC uranus はすでに C:ドライブからE:ドライブに移しています。


hiberfil.sys は主にノートPCで使われる 休止状態 を実現するために使用されます。
休止状態になる時にメモリの内容がここに退避されるので、メモリ容量に応じて大きさが決まります。
そして、このファイルはシステムドライブであるC:ドライブから移動出来ません。
ただし、休止状態を使わなければ必要ないのでハイバネーションを無効化して hiberfil.sys を無くす事が出来ます。
今回、これを無効化しました。
powercfg.exe で休止状態を無効化/有効化が変更出来ます。
powercfg /a で休止状態の状態を確認出来ます。
powercfg /h off で休止状態を無効にします。
powercfg /h on で休止状態を有効に出来ます。
実行は管理者モードのコマンドプロンプトで行います。


これでなんとか0.5GB→2.9GBにC:ドライブの空き容量が増えました。


ようやく Windows 7 のSP1 が適用出来ました。

ただし、またC:ドライブの空き容量が減ってしまいました。

コメント 4

こんにちは。

今時３０GBは辛そうですね！
私はグラフィック系、音楽ファイルなどを扱うので、システムドライブはSASの３００GBで我慢していますが、６００辺りに取替対気分です…

でも、勉強になりました。
by musselwhite (2011-04-21 09:12) 

musselwhite さんコメントありがとうございます。
たしかに30GBは辛いです。
Ultimateにするんじゃなかったと思うほどです。
ただ、やってみると意外とスリムになるもんだと思いました。
by aki-aoki (2011-04-21 21:39) 

結構削れるんですね
OSも使ってない機能が多い気がして
使いこなせない自分にもがっかりなのです＾＾；

by ku-ken (2011-04-22 05:29) 

ku-ken さんコメントありがとうございます。
この その①はまだまだ甘い。 その②を見て下さい。
尤も、これまでの使用状況によってスリム化出来る量も違ってきます。
by aki-aoki (2011-04-22 22:06)