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SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール⑩ [SAP]

⑨では SAP でのインストール後処理のうち、移送システム設定を行っています。
今回は以下を行います。
・作業ユーザ登録
・プロファイル登録
01t.jpg

・ユーザ登録
カスタマイズしたりパッチを適用したりするには、インストール初期からある DDIC や SAP* といったユーザでは行えない様にハードコーディングされているため、それらのユーザからコピーして作成した作業用のユーザが必要になります。
インストール後の作業としては、サポートパッケージ適用等のパッチ適用や初期カスタマイズ等で作業用ユーザが必要になります。
まずは、クライアント000でDDICのコピーユーザーを作成します。

クライアント000にログオンしてTr.SU01 を起動します。
アイコンメニューから COPYボタンを押します。
01m.jpg
From にコピー元の DDIC を
To に新たに作るユーザの名前を入力して画面下のコピーボタンを押します。
02.jpg
最低限、初期パスワードの入力は必要なので入力して保存します。
03m.jpg
初期パスワード以外では Defaultsタブ で数値のカンマや日付や時間の表記等々設定しておくと良いと思います。
この辺りが違うと意外と後で分析し難かったりします。
04m.jpg
新しく作成したユーザは初回ログオン時に。
05m.jpg
初期パスワードからの変更を求められます。
06.jpg
その他、ソリューションマネージャーなのでクライアント001に JavaSystem が接続されています。
その関係上、クライアント001がユーザマスタになるので、ABAP用に DDIC のコピーユーザー作成し、JavaSystem用に J2EE_ADMIN のコピーを作成します。
14m.jpg
15.jpg
07m.jpg
08.jpg

・プロファイル登録
Tr.RZ10 でプロファイルを登録します。
01m.jpg
プロファイルを登録しておく事で、SAP上からプロファイルの修正が行えます。
ただし、変更した値が稼働中に有効になる訳ではなく、有効にするにはSAPの再起動が必要です。
そして、ここでの変更よりも実際のファイルの変更の方が優先されます。
ここで変更して保存した後に、実際のファイルを変更した場合には実際のファイルの変更が次回SAP起動時の値になります。
実際にファイルの方を変更した場合はプロファイルを再ロードして下さい。
また、過去に登録したプロファイルも参照出来ます。前回どうだったか確認出来ます。

最初にプロファイルをロードします。
APサーバがある場合は APサーバを起動して下さい。
起動している有効サーバのプロファイルのみ取り込みます。
メニュー Utilities - Import profiles - Of active servers
02m.jpg
下の様な感じでチェックされつつプロファイルが読み込まれます。
ただし、j2ee関連のパラメータ等、チェック出来ないパラメータも多々あるので注意が必要です。
03-1m.jpg
03-2m.jpg
03-3m.jpg
このプロファイルのロードですが、戻るボタンが有効化されていないというバグがあります。
OKコードに /6 (黄色ボタン相当)を入力すると前画面に戻ります。
03-4m.jpg

プロファイルを指定して、Extended maintenance (拡張更新)で参照ボタンを押すと、
06m.jpg
プロファイルに設定したパラメータを確認出来ます。
07m.jpg

次回もSAP側のインストール後処理になります。

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