SSブログ

SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール(23) [SAP]

(22)ではタイムゾーンの設定をしました。
(23)ではカレンダーの設定をします。
カレンダーはバッチジョブの稼働日/非稼働日を区別して動作させたり、締め日の調整や月初月末から3稼働日とかの調整に使います。
Solution Manager ではあまり使わないかもしれませんが…
しかし、R/3やNetWeaver7.0ではカレンダーの有効期限が2010年で切れているので、引き続き使用するには延長する必要があります。
また、祝祭日の設定等いまいち正しく設定されていない箇所もあったりします。
このカレンダーは初期出荷では製品毎に多少調整されていますが、SPやアップグレード等で更新される事は無いので、新しく祭日が追加されたり、祝日が新しいルールに変わったりした場合はSAPからは提供されないので、自分で修正する必要があります。
カレンダーはクライアント非依存のカスタマイズでして、その移送方法も他のカスタマイズと違って特殊なものになっています。
1つの祝日,1つの国だけの移送というのは出来ず、移送する場合はカレンダー全体を移送する事になります。

カレンダーの設定は Tr.SCAL にて行います。
まずは、祝日の修正をします。
01m.jpg
真ん中辺りに日本の祝祭日が集まっていますが…体育の日とか成人の日とかなぜか2つあったりします。
とりあえずそれらを修正していきます。
02m.jpg
まずは体育の日です。
体育の日は2000年以降、ハッピーマンデーにより、10月8日の週の月曜日になりました。
なので、1999年以前と2000年以降の二つの設定があります。問題なのは、両方とも1999年以前となっている事で、間違っている2000年以降の名称を修正します。
03-1.jpg03-2.jpg
修正すると、カレンダーの移送についての説明が出てきます。
後で移送依頼を作成しますが、今は無視します。
04.jpg
次に成人の日です。
成人の日も2000年以降、ハッピーマンデーにより、1月8日の週の月曜日になりました。
やはり、1999年以前と2000年以降の二つの設定があるので、間違っている2000年以降の名称を修正します。
05-1.jpg05-2.jpg
次に敬老の日です。
敬老の日は2003年以降、ハッピーマンデーにより、9月15日の週の月曜日になりました。
やはり、2002年以前と2003年以降の二つの設定があるので、間違っている2003年以降の名称を修正します。
06-1.jpg06-2.jpg
次に海の日です。
海の日も2003年以降、ハッピーマンデーにより、7月15日の週の月曜日になりました。
やはり、2002年以前と2003年以降の二つの設定があるので、間違っている2003年以降の名称を修正します。
07-1.jpg07-2.jpg
次に修正するのは春分の日と秋分の日です。
春分の日と秋分の日の予測日は複雑な計算によって導き出せるのですが、複雑なので、毎年分を日にちで指定して設定します。
もともと両方とも正式に決定しているのは今先2年なので柔軟に設定できる様になってますが、2010年までしか設定されてません。
日付挿入で2011年以降の日付を調べて挿入します。
08m-1.jpg
入力したら日付挿入ボタンを押して
08m-2.jpg
最後に変更ボタンで確定します。
08m-3.jpg
秋分の日も同様です。
09m-1.jpg
09m-2.jpg
09m-3.jpg
後は、創立記念日とか独自の祝日もここで定義しておきます。

次回もカレンダーの設定です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Owltech FSP300SAP Solution Manager.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。