SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑨ [SAP]
SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は sapinst で Oracle のインストール直前まで来ました。
今回はようやく、Oracleのインストールです。
RACなので、Oracle Database の前に Oracle Grid からインストールします。
・Oracle Grid Infrastructure インストール
oracle のインストールは oracle 管理者でインストールします。
Oracle管理者はSAP環境で普通は ora<sid> ですが、RACの場合は oracle がOracle管理者になります。
SAP用の Oracleは /oracle/stage/112_64 に展開されています。
Oracle Grid Infrastructure は /oracle/stage/112_64/grid に展開されいいて、その直下にインストーラがあります。
./runInstaller
Skip software update を選択します。
Install and Configure Oracle Grid Infrastructure for Cluster を選択してセットアップを進めます。
Advanced Installation を選択します。
English を選択します。
Cluster Name と SCAN Name を付け、SCAN Port を設定します。
それぞれ epimetheus prometheus 1521 にします。
GNSは今回は使用しません。
RAC全ノードの Public Hostname と Virtual Hostname を指定します。
atlas atlas-vdb
daphnis daphnis-vdb
Network Interface Type を指定します。
最低でも Public と Private の 2つ無いと先に進みません。
192.168.240.0 Public
192.168.210.0 Private
192.168.230.0 DoNotUse (iSCSI用のネットワークです)
Storage Opton で Oracle Cluster Registry に Oracle ASM を指定します。
Disk Group Name を OCR にしました。
Redundanct はディスクがRAIDで信頼性が対策されているのを想定して External を選択しています。
AU Size はデフォルトの 1MB
ディスクは ASM用に用意した共有ディスクが表示されています。
OCR用に用意したORCL:OCR を選択します。
Oracleユーザの SYS と ASMSNMP のパスワードを設定します。
IPMI は Do not use で使用しません。
ASM用のOS管理グループを指定します。
ASM Administrator に asmadmin
ASM DBA に asmdba
ASM Operator に asmoper
Oracle BASE と GRIDのOracle Home を指定します。
エラーが出てます。
エラーの原因は先の RAC/ASM/Exsadata Preparation で作成された同フォルダのオーナーが root になっていたからでした。
オーナーを oracle:oinstall にします。
ついでに RAC/ASM/Exsadata Preparation で Oracle Home の下にフォルダが作られていたので警告が出てますが、無視して先へ進めます。
Oracleのインストール情報等を格納するフォルダ inventory directory を /oracle/oraInventory に指定します。
インストールチェックが実行されます。
以下の問題が見つかりました。
Fix & Check Again ボタンを押すと、最右の Fixable 項目が Yes の問題について解決させるスクリプト等が生成されます。
指示に従って各ノードでスクリプトを実行します。
root でログインして /tmp/CVU_11.2.0.4.0_oracle/runfixup.sh を実行します。
不足するパッケージの内、cvuqdisk-1.8.9-1.rpm も同フォルダにあるので、yum 等でインストールします。
その他の不足するパッケージの pdksh-5.2.14 と libaio-devel-0.3.105 は RedHatのサイト等からダウンロードしてきて、インストールします。
インストールサマリ
インストール中
終りの方で、各ノード root で以下のスクリプトを実行する様に表示されます。
su - root でルートになって、/oracle/oraInventory の oraInstRoot.sh を実行します。
同じ root で /oracle/GRID/112 の root.sh を実行します。
このスクリプトの完了には少々時間がかりますが、11日もかかった訳ではありません。
不明なエラーの解読に時間を要しました。
各ノードで実行します。
OK押して続きを続行します。
Grid Infrastructure のインストール完了です。
続いて Oracle Database Software のインストールになります。
前回は sapinst で Oracle のインストール直前まで来ました。
今回はようやく、Oracleのインストールです。
RACなので、Oracle Database の前に Oracle Grid からインストールします。
・Oracle Grid Infrastructure インストール
oracle のインストールは oracle 管理者でインストールします。
Oracle管理者はSAP環境で普通は ora<sid> ですが、RACの場合は oracle がOracle管理者になります。
SAP用の Oracleは /oracle/stage/112_64 に展開されています。
Oracle Grid Infrastructure は /oracle/stage/112_64/grid に展開されいいて、その直下にインストーラがあります。
./runInstaller
Skip software update を選択します。
Install and Configure Oracle Grid Infrastructure for Cluster を選択してセットアップを進めます。
Advanced Installation を選択します。
English を選択します。
Cluster Name と SCAN Name を付け、SCAN Port を設定します。
それぞれ epimetheus prometheus 1521 にします。
GNSは今回は使用しません。
RAC全ノードの Public Hostname と Virtual Hostname を指定します。
atlas atlas-vdb
daphnis daphnis-vdb
Network Interface Type を指定します。
最低でも Public と Private の 2つ無いと先に進みません。
192.168.240.0 Public
192.168.210.0 Private
192.168.230.0 DoNotUse (iSCSI用のネットワークです)
Storage Opton で Oracle Cluster Registry に Oracle ASM を指定します。
Disk Group Name を OCR にしました。
Redundanct はディスクがRAIDで信頼性が対策されているのを想定して External を選択しています。
AU Size はデフォルトの 1MB
ディスクは ASM用に用意した共有ディスクが表示されています。
OCR用に用意したORCL:OCR を選択します。
Oracleユーザの SYS と ASMSNMP のパスワードを設定します。
IPMI は Do not use で使用しません。
ASM用のOS管理グループを指定します。
ASM Administrator に asmadmin
ASM DBA に asmdba
ASM Operator に asmoper
Oracle BASE と GRIDのOracle Home を指定します。
エラーが出てます。
エラーの原因は先の RAC/ASM/Exsadata Preparation で作成された同フォルダのオーナーが root になっていたからでした。
オーナーを oracle:oinstall にします。
ついでに RAC/ASM/Exsadata Preparation で Oracle Home の下にフォルダが作られていたので警告が出てますが、無視して先へ進めます。
Oracleのインストール情報等を格納するフォルダ inventory directory を /oracle/oraInventory に指定します。
インストールチェックが実行されます。
以下の問題が見つかりました。
Fix & Check Again ボタンを押すと、最右の Fixable 項目が Yes の問題について解決させるスクリプト等が生成されます。
指示に従って各ノードでスクリプトを実行します。
root でログインして /tmp/CVU_11.2.0.4.0_oracle/runfixup.sh を実行します。
不足するパッケージの内、cvuqdisk-1.8.9-1.rpm も同フォルダにあるので、yum 等でインストールします。
その他の不足するパッケージの pdksh-5.2.14 と libaio-devel-0.3.105 は RedHatのサイト等からダウンロードしてきて、インストールします。
インストールサマリ
インストール中
終りの方で、各ノード root で以下のスクリプトを実行する様に表示されます。
su - root でルートになって、/oracle/oraInventory の oraInstRoot.sh を実行します。
同じ root で /oracle/GRID/112 の root.sh を実行します。
このスクリプトの完了には少々時間がかりますが、11日もかかった訳ではありません。
不明なエラーの解読に時間を要しました。
各ノードで実行します。
OK押して続きを続行します。
Grid Infrastructure のインストール完了です。
続いて Oracle Database Software のインストールになります。
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