SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (33)

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
少し前からSAPインストール後処理をしています。
少し前からEHP4 の適用になります。
前回でSUMにて事前に適用するべきノートの適用を求められます。


・事前ノート適用
SAPにログオンして SP,EHP適用に必要なノートを適用します。

Tr.SNOTE でノートをSAPにダウンロードします。

ノート0001523714は適用範囲外ですが、SAPに取り込まれている必要があります。
ノート0001523714以外を順次適用します。


移送依頼を登録しますので、検証機,本番機はこの移送を取り込みます。


変更を確認

有効化

修正するものの中にはインクルードもあり、インクルードはメインプログラムを必要とするので、メインプログラムをどれか指定します。
あまり変なプログラムを選ばなければどれでもOKのはずです。万が一エラーになっても無視します。

完了
こんな感じで残りも適用します。

ノート0001462364は前提ノート1264874を必要とするのでこれもダウンロードします。

ノート0001680583も前提ノート1694587を必要とするのでこれもダウンロードします。

また、ノート0001462364は適用前のマニュアル修正があります。

ノート0001462364に従い事前修正をします。
Tr.SE91 にてメッセージクラスDT,メッセージ番号148を編集します。

ログオン言語を選択

ノートの指示にある様に入力して保存します。

他のノートと同じ移送に組み込みます。

保存されました。

Tr.SNOTEに戻り、チェックを入れて続行します。

全てのノートを適用します。

適用したノートのステイタスを完了にしておきます。


ノート適用の移送依頼はSP,EHP適用の前にリリースしてエクスポートします。
SPレベルが異なると移送出来なくなるので事前にエクスポートまでやります。


実は、上記ノート以外に事前に適用しておくノートがありました。
SP適用中はBASIS等のコンポーネントバージョンの認識が出来なくなるためか、Tr.SNOTEでのノートの適用が出来ません。
この場合は、手修正で該当のオブジェクトをモディフィケーションするか、SP適用前にリストアしてTr.SNOTEでノートを適用してから再度SPを充てなおすのどちらかになります。
今回は事前に何回かトライしていて、必要なノートが判明しているので、SP適用前にノートを適用します。
追加のノートは以下です。
0001348662
0001380355

同じ様に移送依頼を取得します。

適用は問題なく完了します。

ステータスを完了にして、

移送をリリースしてエクスポートします。


事前ノートの適用は以上です。
続く