SAP ERP6.0 EHP4 に SPを適用する① [SAP]
久々のSAPです。
前回までの「SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC」の続きで、ERP6.0 EHP4 にSPSを17まで充てます。
この時にEHPを適用するのに使用した SUM が 1.0SP13 だったのですが、その直後に出て来た SUM 1.0 SP14 からインターフェースが大きく変わってしまったので改めて SUM をやります。
独自に作った スタックファイルも、どの程度通用するのか試してみます。
ただし環境は Oracle RAC だといろいろと特殊なので今回は普通の Oracle で用意しました。
あまり関係ありませんが、Oracleは 12c にバージョンアップしています。
SUMがどう変わったかというと、画面がDSUGUIからIE等のWebブラウザになりました。
SL Controler GUI というそうです。
ポートもhttpsなら1129に、httpなら1128でアクセスします。
DSUGUIを起動しようとすると、サポートが終了したメッセージが表示されます。
SUMの起動も変更になりました。
SUMをHostAgent経由で実行するようになりました。
起動の方法が違ってきます。
STARTUP confighostagent
又は UNIX,Linux の場合
STARTUP confighostagent <SID>
又は SQLServerで NW7.4以下の場合
STARTUP confighostagent jvm6
という様に起動します。ものによって違う様なので、SUMのガイドで確認して下さい。
起動は <sid>>adm ユーザで行います。
その前に、そもそも HostAgent がインストールされていない場合は SAPOSCOL から HostAgent に移行する必要があります。
HostAgentも古いバージョンはサポートしていないので、新しいバージョン/パッチレベルにする必要があります。
必要なバージョン/パッチレベルはノート2197897にあります。
今回はHost Agent 7.21 パッチレベル3 以上という事でした。
Host Agentはダウンロードしたものを解凍して、
更新します。
saphostexec -upgrade
Host Agent を再起動します。
"C:\Program Files\SAP\hostctrl\exe\saphostexec.exe" -restart
又は UNIX,Linux の場合
/usr/sap/hostctrl/exe/saphostexec -restart
SUMへの接続は IE等の Webブラウザで行います。
https://<hostname>:1129/lmsl/sumabap/<SID>/doc/sluigui
又は
http://<hostname>:1128/lmsl/sumabap/<SID>/doc/sluigui
対象が ABAPなのか、Java なのか、SolutionManagerの様に デュアルスタックそれぞれで URLが異なるので注意が必要です。
今回は ABAP のシステムが対象です。
上記URLで接続するとユーザ/パスワードの入力を求められるので、<sid>adm とパスワードを入力します。
続く
前回までの「SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC」の続きで、ERP6.0 EHP4 にSPSを17まで充てます。
この時にEHPを適用するのに使用した SUM が 1.0SP13 だったのですが、その直後に出て来た SUM 1.0 SP14 からインターフェースが大きく変わってしまったので改めて SUM をやります。
独自に作った スタックファイルも、どの程度通用するのか試してみます。
ただし環境は Oracle RAC だといろいろと特殊なので今回は普通の Oracle で用意しました。
あまり関係ありませんが、Oracleは 12c にバージョンアップしています。
SUMがどう変わったかというと、画面がDSUGUIからIE等のWebブラウザになりました。
SL Controler GUI というそうです。
ポートもhttpsなら1129に、httpなら1128でアクセスします。
DSUGUIを起動しようとすると、サポートが終了したメッセージが表示されます。
SUMの起動も変更になりました。
SUMをHostAgent経由で実行するようになりました。
起動の方法が違ってきます。
STARTUP confighostagent
又は UNIX,Linux の場合
STARTUP confighostagent <SID>
又は SQLServerで NW7.4以下の場合
STARTUP confighostagent jvm6
という様に起動します。ものによって違う様なので、SUMのガイドで確認して下さい。
起動は <sid>>adm ユーザで行います。
その前に、そもそも HostAgent がインストールされていない場合は SAPOSCOL から HostAgent に移行する必要があります。
HostAgentも古いバージョンはサポートしていないので、新しいバージョン/パッチレベルにする必要があります。
必要なバージョン/パッチレベルはノート2197897にあります。
今回はHost Agent 7.21 パッチレベル3 以上という事でした。
Host Agentはダウンロードしたものを解凍して、
更新します。
saphostexec -upgrade
Host Agent を再起動します。
"C:\Program Files\SAP\hostctrl\exe\saphostexec.exe" -restart
又は UNIX,Linux の場合
/usr/sap/hostctrl/exe/saphostexec -restart
SUMへの接続は IE等の Webブラウザで行います。
https://<hostname>:1129/lmsl/sumabap/<SID>/doc/sluigui
又は
http://<hostname>:1128/lmsl/sumabap/<SID>/doc/sluigui
対象が ABAPなのか、Java なのか、SolutionManagerの様に デュアルスタックそれぞれで URLが異なるので注意が必要です。
今回は ABAP のシステムが対象です。
上記URLで接続するとユーザ/パスワードの入力を求められるので、<sid>adm とパスワードを入力します。
続く
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