SAP R/3 4.6C のインストール⑮

R/3 4.6Cインストール後処理SSAAの Installation Follow-UP の続き、最後です。
ハウスキープジョブの登録です。

各種溜まっていくログを一定期間後に削除するジョブです。
ここで登録するジョブは以下のものです。
①古いジョブの削除
②古いパッチインプットセッションの削除
③古いスプール依頼削除
④スプール不整合削除
⑤古いABAPショートダンプ削除
⑥古いジョブ統計削除
必要なジョブはもっとあるので、サポートパッケージが高くなればもっと種類が増えるかと思ったけど、そんな事はなかった。
ジョブにはクライアント依存のものもあるので、ジョブ登録はクライアントコピーの後に持ってきました。

各ジョブの開始時間はデフォルト値です。

・古いジョブの削除
クライアント非依存です。全クライアントで登録しようとすると警告が出て登録出来ません。


・古いパッチインプットセッションの削除
これはクライアント依存です。
各クライアント毎にジョブが登録されます。


・古いスプール依頼削除
これはクライアント非依存です。


・スプール不整合削除
これはクライアント依存です。


・古いABAPショートダンプ削除
これはクライアント非依存です。


・古いジョブ統計削除
これもクライアント非依存です。


これで実行するとジョブが…一部を除きスケジュールされます。
古いパッチインプットセッションの削除は手動でリリースする必要があるそうです。

登録のみされているジョブのリリースはSM37から出来ます。
まずは、ジョブを検索する必要があるのでジョブ名で絞ります。
リリースされていないジョブは ステータスが 計画済 なのでこれのチェックが必要です。
実行で検索されます。

計画済ジョブをチェックして、リリース ボタンを押します。

初回実行日時と周期的ジョブである事を確認して チェック を押します。

ジョブがリリースされます。

残るジョブもリリースします。

今回スケジュールしたジョブです。

ジョブ実行結果です。