SSブログ

SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール② [SAP]

①ではHyper-V 3.0の仮想サーバへ SLES11 をインストールしました。
②ではjavaをインストールします。
SAP Solution Manager 7.0 EHP1 には Java SDK 1.4.2 が必要になりますが、AMD64のLinuxでは旧SUNからは提供されておらず、IBM製のJDKを使用します。
また、最新の java 6.0や7.0 ではなく 1.4.2 を使用します…が、そのためそろそろメーカーのサポートが切れる様です。
05.jpg
java 1.4.2 のメーカーによるサポートが切れますが、SAPのNetWeaver7.0をペースにした製品群は2020年12月までのサポート延長を謳っている事もあり、SAPでも独自のjvm を数年前から出しています。
java 1.4.2 に相当するのは SAPJVM4 になります。
他に java 5 に相当するのは SAPJVM5 で、java 6 に相当するのは SAPJVM6 になります。
04.jpg
サポートの関係もあり、対SAP製品については完全リプレースしてくれないと困るところですが、SAP NetWeaverの JavaSystem のインストール時に使用するとインストールが完走しないのでまだまだ問題がありそうです。
今回も当初 SAPVJM4 を使用しようとしましたが、エラーになるため、IBMの java 1.4.2 に変更したら何事もなくインストールが完了しました。
SAPJVM も最近は頻繁に更新されている様なので、そのうちバグも修正されるのではないかと思います。

そのIBMの java 1.4.2 ですが、SLES11SP2 には java 1.4.2 の jre しか提供されておらず、SDKは提供されていません。java 5 や 6 は jreのみならず SDKまで提供されています。
今回は SLES10に含まれる java 1.4.2 の jreと SDKを使用する事にしました。
01m.jpg
java の前提の jpackage-utils をインストールした後に java-1.4.2 と java-1.4.2-devel をインストールします。
02m.jpg
JDKは /usr/lib64/jvm/java にインストールされます。
03m.jpg

次回は SAPインストール媒体の準備です。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

SAP Solution Manager..SAP Solution Manager.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。