SAP Solution Manager 7.0 EHP1 のインストール(43) [SAP]
(42)まで ABAP初期設定でした。
今回は Java初期設定になります。
Java System の Administrator のコピーユーザーを作ります。
Solution Manager では Java System のユーザのデータソースは ABAP のユーザマスタになっていますので、Java System の Administrator も ABAP のユーザーであり、ABAP にてJava System の Administrator ユーザーをコピーする事になります。
とはいえ、一応、確認しながら見ていきましょう。
Java System のメイン画面は Webブラウザから http://(FQDN付きホスト名):5nn00/ で接続します。nnはシステム番号です。
Java の User Manegement へは Java System のメイン画面からアクセスします。
User Manegement へは Java System の管理者ユーザでログオンします。
管理者ユーザは Solution Manager インストール時に指定してますが、標準では J2EE_ADMIN になります。
設定で、ユーザマスタのデータソースが ABAP である事が確認出来ます。
ABAPシステムタブで接続先ABAPクライアントが確認出来ます。
Administrator を確認します。
Java System のユーザは アイデンティティ管理 で検索出来ます。
検索基準で ユーザ 全データソース 空白(全件) で検索ボタンを押すと、認識出来る全ユーザが検索出来ます。
J2EE_ADMIN を選択すると、下に詳細情報が表示されます。
割り当てられたグループを検索すると、以下の様に J2EE_ADMIN が属するグループが表示されます。
グループ SAP_J2EE_ADMIN を選択して、詳細を確認します。
グループ SAP_J2EE_ADMIN の割り当てられたロールを確認すると、Administrator が確認出来ます。
ユーザマスタのデータソースが UME の場合は Java System の User Manegement で新規ユーザにコピーでユーザをコピーするのですが、ABAPユーザの場合はここでコピーする事は出来ず、ABAP System でコピーします。
Java System のユーザマスタの ABAP です。
Java System の Administrator である ABAPのユーザ J2EE_ADMIN は ロールに SAP_J2EE_ADMIN が指定されています。
Java System でグループで見えていたものが、ABAP ではロールに相当します。
ちなみに、このロールには権限設定がされていません。
Java System 用なので、ABAPでは中身はありません。
さて、ユーザのコピーです。
Tr.SU01 にてコピーボタンを押します。
コピー元に J2EE_ADMIN を指定します。
初期パスワードを入力して保存します。
ロールには SAP_J2EE_ADMIN がセットされています。
Java System にログオンします。
初期パスワードをABAPで変更していない場合は、Java System で変更を求められます。
この変更したパスワードはABAPでも有効です。
Administrator ロールが割り当てられている SAP_J2EE_ADMIN グループに属しているのでそれなりに操作出来ます。
ちなみに、このユーザで ABAP にログオンしても、権限は何も付いてないので権限エラーが出まくります。
そして、ABAPソースなので DDIC等の SAP_ALL 等の権限プロファイルの付いたユーザも Java System にログオンは出来ますが、
Java System では権限が無いので操作出来ません。
次回も Java初期設定になります。
今回は Java初期設定になります。
Java System の Administrator のコピーユーザーを作ります。
Solution Manager では Java System のユーザのデータソースは ABAP のユーザマスタになっていますので、Java System の Administrator も ABAP のユーザーであり、ABAP にてJava System の Administrator ユーザーをコピーする事になります。
とはいえ、一応、確認しながら見ていきましょう。
Java System のメイン画面は Webブラウザから http://(FQDN付きホスト名):5nn00/ で接続します。nnはシステム番号です。
Java の User Manegement へは Java System のメイン画面からアクセスします。
User Manegement へは Java System の管理者ユーザでログオンします。
管理者ユーザは Solution Manager インストール時に指定してますが、標準では J2EE_ADMIN になります。
設定で、ユーザマスタのデータソースが ABAP である事が確認出来ます。
ABAPシステムタブで接続先ABAPクライアントが確認出来ます。
Administrator を確認します。
Java System のユーザは アイデンティティ管理 で検索出来ます。
検索基準で ユーザ 全データソース 空白(全件) で検索ボタンを押すと、認識出来る全ユーザが検索出来ます。
J2EE_ADMIN を選択すると、下に詳細情報が表示されます。
割り当てられたグループを検索すると、以下の様に J2EE_ADMIN が属するグループが表示されます。
グループ SAP_J2EE_ADMIN を選択して、詳細を確認します。
グループ SAP_J2EE_ADMIN の割り当てられたロールを確認すると、Administrator が確認出来ます。
ユーザマスタのデータソースが UME の場合は Java System の User Manegement で新規ユーザにコピーでユーザをコピーするのですが、ABAPユーザの場合はここでコピーする事は出来ず、ABAP System でコピーします。
Java System のユーザマスタの ABAP です。
Java System の Administrator である ABAPのユーザ J2EE_ADMIN は ロールに SAP_J2EE_ADMIN が指定されています。
Java System でグループで見えていたものが、ABAP ではロールに相当します。
ちなみに、このロールには権限設定がされていません。
Java System 用なので、ABAPでは中身はありません。
さて、ユーザのコピーです。
Tr.SU01 にてコピーボタンを押します。
コピー元に J2EE_ADMIN を指定します。
初期パスワードを入力して保存します。
ロールには SAP_J2EE_ADMIN がセットされています。
Java System にログオンします。
初期パスワードをABAPで変更していない場合は、Java System で変更を求められます。
この変更したパスワードはABAPでも有効です。
Administrator ロールが割り当てられている SAP_J2EE_ADMIN グループに属しているのでそれなりに操作出来ます。
ちなみに、このユーザで ABAP にログオンしても、権限は何も付いてないので権限エラーが出まくります。
そして、ABAPソースなので DDIC等の SAP_ALL 等の権限プロファイルの付いたユーザも Java System にログオンは出来ますが、
Java System では権限が無いので操作出来ません。
次回も Java初期設定になります。
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