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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑱ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は SAPの Central Instance のインストールの準備を行いました。
今回は Central Instance のインストールです。
少々イレギュラーですが、CIは WindowsServer です。
24m.jpg

・Central Instance
SWPMから sapinst を起動します。
23m.jpg
メニューから以下を選択して実行します。
SAP Business Suite 7 Support Release 1 - Enhancement Package 4 for SAP ERP 6.0 - SAP Application Server ABAP - Oracle - Distribued System - Central Instance
24m.jpg
Customを選択
25m.jpg
プロファイルフォルダとインストールドライブを選択します。
前回 Global Host Preparation を実行しているのでフォルダと DEFAULT.PFL が出来ていて、フォルダを選択出来ます。
26m.jpg
マスターパスワードを指定します。
27m.jpg
ドメイン/ローカルでローカルインストールを選択します。
28m.jpg
DBのSIDとサーバを指定します。
DBはRACなのでRACにチェックを入れます。
サーバは SCANの仮想ホストを指定します。
RACのどこかのノードを指定してもここのチェックは通りますが、後で listener.ora 等を修正する必要がある場合があります。
29m.jpg
カーネルDVDの場所を指定します。
31m.jpg
DB接続のための情報を指定します。
スキーマとリスナーポートはDB Instanceをインストールした時に指定しているのでその値を入力します。
OracleClientはサーバが11.2なので同じく112を指定します。
32m.jpg
CIのインスタンス番号を指定します。
このサーバの最初のインスタンスなので 00 にします。
ASCSやDialogと同じにする必要はありませんが、別にする必要もありません。
同じサーバに別のインスタンスをインストールする時は別の番号にします。
33m.jpg
インスタンス番号が 00 なのでポート番号は 3600 と 3900 になります。
移送フォルダ(/usr/sap/trans)は今回は CI サーバにします。
状況に応じて開発機にしたりします。
LinuxのRACにする場合はSAMBA等でWindowsからアクセス出来る様に /usr/sap を SAPMNT で共有しておく必要があります。
34m.jpg
クライアント 000 の DDIC のパスワードが変更されている場合はここで指定します。
今回はまだ変更していないのでデフォルトのままになっています。
デフォルトの場合は最終的にマスターパスワードに設定される様です。
35m.jpg
OracleClient DVDの場所を指定します。
37m.jpg
解凍するアーカイブと解凍先を確認します。
CIの初回インストールなので全てチェックが付いてます。
Dialog等では既に解凍済みでチェックが付いてない場合があります。
38m.jpg
インストールパラメータのサマリーが表示されます。
39m.jpg
CIのインストールが開始されます…が、
43m.jpg
Start Instance でエラーになります。
RACの場合、標準ではDBへの接続がエラーになり、手を加える必要があります。
ステムコピーの場合は事前にプロファイルを調整する必要があるので、SAP起動前に一旦停止するオプションがあるのですが、新規インストールの場合はそれが無いのでエラーになります。
44.jpg
続く

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