SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑱ [SAP]
SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は SAPの Central Instance のインストールの準備を行いました。
今回は Central Instance のインストールです。
少々イレギュラーですが、CIは WindowsServer です。
・Central Instance
SWPMから sapinst を起動します。
メニューから以下を選択して実行します。
SAP Business Suite 7 Support Release 1 - Enhancement Package 4 for SAP ERP 6.0 - SAP Application Server ABAP - Oracle - Distribued System - Central Instance
Customを選択
プロファイルフォルダとインストールドライブを選択します。
前回 Global Host Preparation を実行しているのでフォルダと DEFAULT.PFL が出来ていて、フォルダを選択出来ます。
マスターパスワードを指定します。
ドメイン/ローカルでローカルインストールを選択します。
DBのSIDとサーバを指定します。
DBはRACなのでRACにチェックを入れます。
サーバは SCANの仮想ホストを指定します。
RACのどこかのノードを指定してもここのチェックは通りますが、後で listener.ora 等を修正する必要がある場合があります。
カーネルDVDの場所を指定します。
DB接続のための情報を指定します。
スキーマとリスナーポートはDB Instanceをインストールした時に指定しているのでその値を入力します。
OracleClientはサーバが11.2なので同じく112を指定します。
CIのインスタンス番号を指定します。
このサーバの最初のインスタンスなので 00 にします。
ASCSやDialogと同じにする必要はありませんが、別にする必要もありません。
同じサーバに別のインスタンスをインストールする時は別の番号にします。
インスタンス番号が 00 なのでポート番号は 3600 と 3900 になります。
移送フォルダ(/usr/sap/trans)は今回は CI サーバにします。
状況に応じて開発機にしたりします。
LinuxのRACにする場合はSAMBA等でWindowsからアクセス出来る様に /usr/sap を SAPMNT で共有しておく必要があります。
クライアント 000 の DDIC のパスワードが変更されている場合はここで指定します。
今回はまだ変更していないのでデフォルトのままになっています。
デフォルトの場合は最終的にマスターパスワードに設定される様です。
OracleClient DVDの場所を指定します。
解凍するアーカイブと解凍先を確認します。
CIの初回インストールなので全てチェックが付いてます。
Dialog等では既に解凍済みでチェックが付いてない場合があります。
インストールパラメータのサマリーが表示されます。
CIのインストールが開始されます…が、
Start Instance でエラーになります。
RACの場合、標準ではDBへの接続がエラーになり、手を加える必要があります。
ステムコピーの場合は事前にプロファイルを調整する必要があるので、SAP起動前に一旦停止するオプションがあるのですが、新規インストールの場合はそれが無いのでエラーになります。
続く
前回は SAPの Central Instance のインストールの準備を行いました。
今回は Central Instance のインストールです。
少々イレギュラーですが、CIは WindowsServer です。
・Central Instance
SWPMから sapinst を起動します。
メニューから以下を選択して実行します。
SAP Business Suite 7 Support Release 1 - Enhancement Package 4 for SAP ERP 6.0 - SAP Application Server ABAP - Oracle - Distribued System - Central Instance
Customを選択
プロファイルフォルダとインストールドライブを選択します。
前回 Global Host Preparation を実行しているのでフォルダと DEFAULT.PFL が出来ていて、フォルダを選択出来ます。
マスターパスワードを指定します。
ドメイン/ローカルでローカルインストールを選択します。
DBのSIDとサーバを指定します。
DBはRACなのでRACにチェックを入れます。
サーバは SCANの仮想ホストを指定します。
RACのどこかのノードを指定してもここのチェックは通りますが、後で listener.ora 等を修正する必要がある場合があります。
カーネルDVDの場所を指定します。
DB接続のための情報を指定します。
スキーマとリスナーポートはDB Instanceをインストールした時に指定しているのでその値を入力します。
OracleClientはサーバが11.2なので同じく112を指定します。
CIのインスタンス番号を指定します。
このサーバの最初のインスタンスなので 00 にします。
ASCSやDialogと同じにする必要はありませんが、別にする必要もありません。
同じサーバに別のインスタンスをインストールする時は別の番号にします。
インスタンス番号が 00 なのでポート番号は 3600 と 3900 になります。
移送フォルダ(/usr/sap/trans)は今回は CI サーバにします。
状況に応じて開発機にしたりします。
LinuxのRACにする場合はSAMBA等でWindowsからアクセス出来る様に /usr/sap を SAPMNT で共有しておく必要があります。
クライアント 000 の DDIC のパスワードが変更されている場合はここで指定します。
今回はまだ変更していないのでデフォルトのままになっています。
デフォルトの場合は最終的にマスターパスワードに設定される様です。
OracleClient DVDの場所を指定します。
解凍するアーカイブと解凍先を確認します。
CIの初回インストールなので全てチェックが付いてます。
Dialog等では既に解凍済みでチェックが付いてない場合があります。
インストールパラメータのサマリーが表示されます。
CIのインストールが開始されます…が、
Start Instance でエラーになります。
RACの場合、標準ではDBへの接続がエラーになり、手を加える必要があります。
ステムコピーの場合は事前にプロファイルを調整する必要があるので、SAP起動前に一旦停止するオプションがあるのですが、新規インストールの場合はそれが無いのでエラーになります。
続く
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