SQLServer のクラスタノード追加 [Cluster]
クラスタに3台目のノードを追加しましたが、SQLServer や SAP ERP といったアプリケーションはそのままでは稼働出来ません。
それぞれのアプリケーションでの追加方法があります。
今回は SQLServer の追加です。
この作業ではサービスの停止が伴うので業務を止めないで、という訳にはいきません。
2台のクラスタにもう1台追加 [Cluster]
2台のフェイルオーバクラスタに3台目を追加して3台でのクラスタにします。
フェイルオーバークラスタといっても、2台でなければならない訳ではありません。
普通の Windows Server Enterprise Edition では最大4台までですが Virtual Server ホストのリソースが足りないので3台です。
扉絵が前回と一緒なのは手抜きという訳ではないんですが…
クラスタの汎用アプリケーションリソース [Cluster]
クラスタで管理できるものは何もSQLServerとかOracleとか専用のアプリケーションだけではありません。
普通のWindowsのサービスやアプリケーションもクラスタ化する事が出来ます。
専用アプリケーションと違って細かな制御は出来ませんが、一般的な普通のサービスやアプリケーションをフェイルオーバークラスタとして利用できます。
その汎用アプリケーションリソースですが、ちょっと工夫すればそれなりに便利な使い方が出来ます。
その紹介をちょっと。
SAPのクラスタ [Cluster]
ここのところ触っていたクラスタには、SQLServer 2005 と、SAP ERP2005 を入れました。
SQLServer 2005 は以前にも入れているのでそれほど問題ではなかったのですが、SAP ERP2005 の方は四苦八苦でした…
これまでのSAP ERP2004 以前とはガラッと変えてきたのでびっくりです。
すでにリリースから9ヶ月近く経過してるのに検証しなかったから…。
クラスタのディスクを拡張 その③ [Cluster]
クラスタでのディスクの管理はドライブ名ではないんです。
同じドライブ名というだけではだめです。
ディスクの signature (署名)で管理してます。これを戻さないと元の様に使用する事が出来ません。
クラスタのディスクを拡張 その① [Cluster]
一応、MSCSによるクラスタ環境を作ったわけですが、もうちょっとディスク容量が欲しかったかな? と意図的に思った次第です。
この、クラスタで共有れている F:ドライブの容量が100GB では少々足りないので拡張する事しました。
拡張といっても、結局は取り外してより大きいディスクに付け替える事になります。
このディスクがRAIDならば、RAIDを削除して新しく作り直したものを再認識させる事になります。
ディスクにデータが入っていれば、事前にバックアップを取って、ディスクを交換した後にリストアします。
今回はまだ何もデータが入っていないのでこれは省略します。
ディスク容量が足りなくなるので大きなディスクに変更するというのはよくあるシナリオかと思います。
でも、クラスタだとそう簡単にはいかないぞっと。
SQLServer2005のクラスタ [Cluster]
月曜日に知り合いからSQLServer2005のクラスタのセットアップの事を聞かれた。
グループに何を入れたらいいかわからいか? という事だった。
と、いう事で急遽SQLServer2005のクラスタを入れてみた。
クラスタのコマンドからの操作 [Cluster]
クラスタと言えど、Windowsなので定期的に落とした方が安定して動いてくれると期待できます。
サーバを置いている建物の法定点検とかで計画的に落とす事もあります。
そんなときに必要になるのがスケジューラですが、それらから自動で操作させるにはたいていコマンドの発行しか出来ません。
人がいなけりゃ出来ないのでは手間がかかりすぎるというものです。
クラスタもコマンドラインのツールが用意されています。CLUSTER.EXE というツールがあります。
↓はコマンドラインからクラスタのリソース R/3 と SQL Server と Oracle を起動したところです。