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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑬ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前々回から改めて sapinst で Database Instance のインストールを開始しています。
Database Instance の入力を全て完了して坦々とインストールが進行するところまで来て、Create database でエラーとなりました。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑫ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回から改めて sapinst で Database Instance のインストールを開始しています。
SAP の Database Instance をRAC環境でインストールするには事前に Oracle Grid がインストールされていて、ASMディスクグループも作成されていないとなりません。
今回は sapinstの続きです。
Oracleデータベースのオプションをフルに選択してみました。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑪ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は Oracle Database のインストールでした。
今回は sapinst で Database Instance のインストールの続きの予定でした。

三回前で sapinst の Database Instance を開始していて、その途中で Oracle のインストール を行っていました。
通常は sapinst で同じメニューを開始すると、前回の続きから開始する事が出来るのですが、環境が RHEL という事と、期間が 10日以上経過していた事で、それが不可能になりました。
RHEL6ではデフォルトで /tmp のファイルは 10日で削除される様になっています。
sapinst は /tmp にワークフォルダを展開するので、前回の Database Instance の途中のログや実行結果が消えてしまいました…
ただし、sapinst で Create DB まで来ていないので特に何もせずに繰り返し実行出来る状態にあるので、最初からやり直す事になりました。

・ASMディスクグループ作成
その前に、Oracle の ASMディスクグループを作成する必要があります。
sapinst ではデータファイル等を格納する +DATA,+RECO,+ARCH 等といった ASMディスクグループの作成はされず、既にあるのが前提になってます。
なので、Oracle Grid Infrastructure をインストールした後に ASMディスクグループを作成する必要があります。
ASMディスクグループの作成方法はいくつかある様ですが、今回はASMインスタンスから DDLで作成します。
今回はRACのプライマリノードで実施します。
asmadmin である OSユーザ oracle でOSにログインします。

ASMインスタンスを扱うので、環境変数を設定します。
setenv PATH "$PATH":/oracle/GRID/112/bin
setenv ORACLE_HOME /oracle/GRID/112
setenv ORACLE_SID +ASM1

ASMインスタンスにログインします。
sqlplus / as sysasm

ASM用に用意したデバイスにディスクグループを作成します。
CREATE DISKGROUP DATA EXTERNAL REDUNDANCY DISK 'ORCL:DATA' ATTRIBUTE 'compatible.asm' = '11.2.0.2';
CREATE DISKGROUP RECO EXTERNAL REDUNDANCY DISK 'ORCL:RECO' ATTRIBUTE 'compatible.asm' = '11.2.0.2';
CREATE DISKGROUP ARCH EXTERNAL REDUNDANCY DISK 'ORCL:ARCH' ATTRIBUTE 'compatible.asm' = '11.2.0.2';
CREATE DISKGROUP USR_SAP EXTERNAL REDUNDANCY DISK 'ORCL:USR_SAP' ATTRIBUTE 'compatible.asm' = '11.2.0.2';
CREATE DISKGROUP SAPMNT EXTERNAL REDUNDANCY DISK 'ORCL:SAPMNT' ATTRIBUTE 'compatible.asm' = '11.2.0.2';

ASMディスクグループを確認します。
select name,path from v$asm_disk;
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑩ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は Oracle Grid のインストールを行いました。
今回は Oracle Database のインストールです。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑨ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は sapinst で Oracle のインストール直前まで来ました。
今回はようやく、Oracleのインストールです。
RACなので、Oracle Database の前に Oracle Grid からインストールします。

・Oracle Grid Infrastructure インストール
oracle のインストールは oracle 管理者でインストールします。
Oracle管理者はSAP環境で普通は ora<sid> ですが、RACの場合は oracle がOracle管理者になります。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑧ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は RAC/ASM/Exsadata Preparation を行いました。
今回は sapinst で Oracle のインストール直前までを行います。
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SAPのDatabase Instance のパラメータを事前に全て入力しないといけないので、長いです。

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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑦ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は ssh の設定をしました。
SAPではOracleのインストールを sapinst の途中で行いますが、RACの場合はさらにその前に RAC/ASM/Exsadata Preparation が必要になります。
今回はその RAC/ASM/Exsadata Preparation を行います。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑥ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回はiSCSIの接続と共有ディスクの設定を行っています。
今回は、これまでの設定で一部不足する箇所があったので、その補完です。
それと、ssh の設定をします。

・ホスト名
hostname コマンドで FQDN でないショートネームが返ってくる必要があるのですが、自分だけでなくて RACの全ノードへのアクセスもショートネームで出来る必要があります。
ノード1のホスト atlas.soler.local から ping atlas で応答があり、ノード1からノード2のホスト daphnis.soler.local に ping daphnis でも応答出来る必要があります。
ドメイン soler.local のサーバに対して、ドメインなしの名前でアクセス出来る必要があります。

まず、/etc/hosts から localhost 以外の登録を削除します。
そして、/etc/resolv.conf の search に ドメイン名を設定します。
これで、ドメイン名なしでアクセスすると、設定したドメイン名が付いてアクセスします。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ⑤ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回からSAP/Oracleに必要なOS部分の設定を行っています。
前回書き忘れましたが、前回の設定はRACの全ノード(今回は2ノード)で行います。
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今回はiSCSIの接続と共有ディスクの設定を行います。

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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC ④ [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回からDBサーバーとなるサーバーの構築をしています。
OSである LHEL6.5 をインストールしたので、SAP/Oracleに必要なOS部分の設定を行います。

RHEL6.5.jpg

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