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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (32) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
少し前からSAPインストール後処理をしています。
前々回からEHP4 の適用になります。

・SUM Extraction
SUMの続きです。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (31) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
少し前からSAPインストール後処理をしています。
前回からEHP4 の適用になります。

・SPAM更新
サポートパッケージマネージャ(SPAM)はSPを適用するためのプログラムなので、新たに発見されたバグに対応するため、なるべく新しいものを使用するのが望ましいく、これを更新する必要があります。
バージョンが同じでパッチレベルの新しい SPAM をダウンロードして \usr\sap\trans で解凍します。
バージョン 7.01 パッチレベル58 のSPAMを今回用意しました。(初期状態はバージョン7.01 パッチレベル33)
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (30) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
少し前からSAPインストール後処理をしています。
今回からEHP4 の適用になります。

・新規インストールのSP,EHP状況
ERP6.0 EHP4 の新規インストール直後の状態では EHP4 にはなっていません。
BASIS,ABA,BW等は 7.01 (NetWeaver7.0EHP1)になっていますが、APPL,EA-XXX等々は 6.00 のままなので、EHP4にするには新規インストール後にEHPを適用する必要があります。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (29) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
少し前からSAPインストール後処理をしています。
今回は標準ジョブ登録です。

・標準ジョブスケジュール
古いログの削除やパフォーマンスデータ収集などといったジョブになります。
Tr.SM36 を起動、標準ジョブボタンを押します。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (28) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前々々回からSAPインストール後処理をしています。
今回はクライアントコピーです。

・クライアントコピー
カスタマー用のクライアントを既存のクライアントからコピーして作成します。
新しいクライアントを定義します。
Tr.SCC4 を起動し、変更モードにします。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (27) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前々回からSAPインストール後処理をしています。
今回はタイムゾーンの設定と言語インポートです。

・TimeZone
システムタイムゾーンとユーザデフォルトタイムゾーンとユーザタイムゾーンがあります。
ユーザタイムゾーンはTr.SU01やTr.SU3で各ユーザで設定し、ユーザデフォルトタイムゾーンとシステムタイムゾーンは Tr.STZAC にて設定します。
システムタイムゾーンはOSのタイムゾーンと合わせる必要があり、合っていないとパフォーマンスデータ収集系がうまく機能しません。
また、システムタイムゾーンは一見、クライアント非依存の設定の様に見えますが、クライアント依存の設定だったりします。
Tr.STZACでシステムタイムゾーンの変更は全てのクライアントに反映されますが、移送依頼のインポートを行うと、インポートしたクライアントしか変更されないので注意が必要です。
Tr.STZAC を起動すると以下の警告が出ます。Yesにてシステムタイムゾーンとユーザデフォルトタイムゾーンを変更します。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (26) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回からSAPインストール後処理をしています。

・ログオングループ
CI単体の構成ではあまり意味がなく、APサーバ数台で負荷分散するための設定です。
CI単体でもとりあえず設定は出来るので設定しておきます。
Tr.SMLG を起動し、新規作成ボタンを押します。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (25) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回は Oracle RAC環境に ERS をインストールしました。
今回はSAPインストール後処理をします。
タイトルには EHP4 とありますが、新規インストール直後の状態では EHP4 にはなっていません。
BASIS,ABA,BW等は 7.01 (NetWeaver7.0EHP1)になっていますが、APPL,EA-XXX等々は 6.00 のままなので、EHP4にするには新規インストール後にEHPを適用する必要があります。
今回はEHP適用前に中途半端になっていたSAPのインストール後処理をします。

・ログオン確認
データベース - ASCS - セントラルインスタンス の順で起動したら、SAPGUIでログオンします。
GatewayやERSはサーバ起動時に自動起動する様にしていたので、予め起動済みのはずです。
クライアント 000 ユーザ DDIC パスワードはセントラルインスタンスインストールの時に指定したマスターパスワードになっていると思います。
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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (25) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回から Oracle RAC環境に ERS をインストールしています。
SWPMで ERS をインストールしましたが、このバージョンのSWPMでは、かなり余分な事をしてくれるので、リカバリしないとなりません。
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そして ERS の確認をします。

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SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC (24) [SAP]

SAP ERP 6.0 EHP4 on Oracle RAC です。
前回では Oracle RAC側に SAP Gateway をインストールして、BR★TOOLS を起動しました。
今回は RAC 環境に ERS をインストールします。
ERS とは Enqueue Replication Server であり、SAPの ASCS にある enqueue service の管理するロックテーブル(enqueue)の複製を持つサービスです。
エンキューは、メモリ上で管理されるので、サーバが再起動されるとクリアされてしまいます。
ERSはそのエンキューのコピーを保持するサービスで、ASCSが何らかの理由で再起動されたてエンキューがクリアされた時に、ERSからエンキュー情報をASCSにコピーしてエンキューサービスの役割を続行します。
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だいたいはクラスタ環境で使用され、クラスタの各ノードにインストールします。
ASCSがサーバの障害等でフェイルオーバーした時にどこかのノードで稼働しているERSからコピーされているエンキューテーブルをASCSに読み直します。

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